雨の神秘的な【出石歴史探訪】

 

ようやく緊急事態宣言も解除され今回は少し日帰りのぶらり歩きに出かけました。(ソーシャルディスタンスをしっかり守って密は避けて行動いたしました)

平日の雨模様ですので観光客もほとんど居りませんでして、少し寂しようなホッとしたような複雑な気持ちで、「いにしえ探訪ぶらり歩き」 出石を散策開始です!

 

 

 

多くの歴史浪漫が詰まった五万八千石の城下町

 

 

 

 

但馬地方開発の祖神「あめのひぼこ(天日槍)」がこの地を拓いたとされ、古くは「古事記」「日本書記」にも登場する歴史深い出石。

 

そんな出石の街並みは但馬の小京都とも呼ばれ、街全体に風情があります。

 

 

出石へはこれまで何度も訪れていましたが、お蕎麦ばかりでじっくりと出石の歴史散策は今回が初めてになります。

 

では登城門から出石城本丸を通り有子山稲荷神社を目指します。

 

 

出石城跡の稲荷郭に鎮座する有子山稲荷神社まで登ってみたいと思います。

本丸跡から有子山稲荷神社の石段の参道へ合流します。

石段の途中には城跡へ続く小道が何か所かあります。

 

 

その一つ、参道の途中に出石城本丸跡に佇む地元ではそば神社として親しまれる感応殿へとたどり着きます。出石藩主仙石氏の祖権兵衛秀久公を祀っています。

 

 

 

 

さて、157段の石段を登り、鬱蒼と木々に覆われた中に朱色の鳥居が立ち並ぶ神秘的な空間へと誘われます。

 

稲荷鳥居が並ぶ参道を登ります。少し雨足が強くなってまいりますが、木々に覆われた参道は丁度雨宿りも兼ねて撮影しつつゆっくり登れました。

振り返りますと、ずらりと並ぶ鳥居に圧巻です!

 

 

神々しい木々に囲まれた鳥居の朱と、石畳の雨に光る感じにしばし心癒されます。

 

 

長い長い石段を上り詰めるとようやく有子山稲荷神社の境内へとたどり着きます。

この東側からは、出石の町並みを一望できる有子山への登山道が続きます。

 

今日は雨なので山登りはせずに稲荷神社を参拝します⛩

 

この辺りでさらに雨足が強くなってまいりました☂

この神社から望む出石の町並みも見てみたかったのですが、参拝後急ぎ足で下ります。

 

 

下ってきますと結構本降りの雨☂

雨宿りがてら出石そばを食べに大手前通りへ向かいます

 

 

 

 

 

挽きたて、打ちたて、茹がきたて 伝統「三たて」の出石皿そば

 

 

出石そばは「わんこそば」様式で頂きます。出石伝統工芸品でもある出石焼のお皿に一口サイズ盛られたそばを、何皿も平らげます。

 

 

 

まずは出石のシンボル辰鼓楼の迎えにある「玄」さんに入りました。

 

店内はテーブル席。一人前5皿でそれぞれ一人前ずつ頼みますが足りませんのでもう5皿追加です。

さすが本場のお蕎麦は味も歯ごたえも違います(^^)

そばの食べ方は自由ですが、色々な順を追って食べると飽きが来なく何皿でも食べることが出来ます🎵

 

 

まず①竹野塩で、そのままいただきます。つづいて➁ツユと薬味でいただき、③山芋をぶっかけていただきます。そして④生卵でいただく。最後は蕎麦湯で締めます。

こんな感じで一人30皿ぐらいは平気で行けそうです(*^-^*)

 

ご馳走様でございましたm(_ _)m

さて外を見ると少し雨も落ち着いてきたような感じですので出発。

 

 

店を出ると、すぐまたどしゃ降り💦

観光客はもう、皆無です。

 

少し歩てすぐに2件目、「近又」さんでもう一人前いただくことにいたしました。

 

 

奥に広い店内は、テーブル、お座敷と今回は奥の庭を見ながら頂ける座敷へ案内いただけました。

 

 

 

竹野粗塩、お出汁で薬味、山芋、生卵と同じ感じで頂きましたが、お店ごとにお蕎麦の感じも、そして特に出汁の味わいが全く違うので食べ比べも良いでしょう!

綺麗な庭を眺めながら頂くそばはこれまた格別でございました!

ご馳走様ですm(_ _)m

 

さてかなり満腹になりましたので、ゆっくりと出石を見て回ってまいりましょう。

 

 

 

古き良き歴史と自然が一体化した街並み

 

 

古代から中世まで但馬の中心地として栄えた歴史ある街並は、町のあちらこちらが見所です。

少しまた雨も小降りになりまして、ぐるりと歩いてみます。

近又さんを出ましてすぐにしだれ桜が綺麗な西方寺を右へと曲がると出石史料館が見えます。今日は休館日でしたが、町屋の間取りの特徴がわかる主屋をはじめ、近世の出石藩ゆかりの資料など出石の歴史風土を知ることが出来ます。

史料館は生糸を商っていた明治時代の豪商のお屋敷です。

 

 

 

さらに進むと大きな茶色の土壁が目に入ります。

 

こちらは出石酒造の酒蔵になります。入り口はこの先、角を折れたことろになります。

土壁が歴史を物語る、約270年続く老舗の酒蔵だそうで地酒「楽々鶴(ささづる)」を造り続けられてます。

 

酒に目がない我々はお邪魔させていただきます🍶

内部も昔からの造り酒屋の風情がたっぷりです。

 

通常は試飲もできるとの事ですが、現在はコロナの影響で一時ストップされています。

いやぁ、是非飲み比べしてみたかった🍶

 

もちろん大吟醸を購入いたしましたよ!

 

 

しばらく歩くと明治館に辿り着く。ここはコロナの影響でしょうか休館されてました。

木造のレトロな建物で、近世の出石の歴史資料などが展示されています。

 

 

 

さて出石城前に流れている山谷川近くまで歩いてきました。

ここまでくると、雨もマシになるかと思いきや今日はずっと降り続きます。。。「昨日の予報では晴れだったのに💦」

さて、少し街を離れると雨に濡れた緑豊かな雰囲気に包まれます。

 

 

少し歩き、何となくジブリの映像に出てきそうな味のある家屋に出会います。

なんとなく縁側の下から「まっくろくろすけ」が出てきそうです 笑

 

谷山川を渡って歩きます。

奥に出石の古を祀る諸杉神社があり、更に公園が広がり小径が続きます。

 

諸杉神社に立ち寄ってみましょう。

社名の「諸杉」に関わる多遲摩母呂須玖(但馬諸助)は『古事記』『日本書紀』で見え、かつ天日槍の嫡子にも位置づけられることから、諸杉神社も古くから鎮座したものと推測されている。なお、創建地とされる水上地域は現在も諸杉神社の氏子の関係にあり、祭礼では水上までの神輿渡御が行われる。(ウィキペディアより)

 

歴史深いぶらり散歩となりました!

 

さて出石有子山へ続く稲荷参道まで戻ってきました。

有子山稲荷神社は、本当に良かったです!

雨もマッチする雰囲気で出石観光の際は是非訪れてみてください^^

 

 

いやぁ、、、しかし一向に雨が降り止まない☂☂

もう少し歩きたかったのですが、今回はここまで。

 

 

出石のシンボル辰鼓楼の時計が3時半を差そうとしております。

 

大雨でお客さんが見えなかったので、少しだけお土産物屋で買い物をして帰路へ向かうとします。

 

 

 

最後までお読みくださいましてありがとうございましたm(_ _)m 

 

 

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雨の神秘的な【出石歴史探訪】」への3件のフィードバック

  1. ブログ拝見させて頂きました。撮影時の天気が雨ということもあってか、神社や鳥居、昔ながらの姿を残した街並みに風情が出ていて、とてもいいです。いつかは出石に行ってみたくなりました。

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  2. こんにちは!ちょうど梅雨の時期で雨でしたが、雨の中の神社は神秘的に映ります^^街並みの少し裏側を歩くのも最近は楽しいですね🎵是非お近くに来られる事があれば少し立ち寄ってみてください。コメントありがとうございます^^

    いいね: 1人

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