【鉄道バス徒歩で巡る 美濃→越前ひとり旅】③奥美濃の小京都 郡上八幡

今回の旅は長良川鉄道と越美北線に乗車し途中下車しながら観光地を歩く旅です。

前回までの記事はこちら>>①中山道太田宿を巡る    ②うだつの上がる街並み美濃を巡る

 

 

さて、前回の続きからです。

⤴ここまでの旅路を動画にてまとめておりますよろしければご視聴くださいませm(__)m

 

美濃市を出発し、歩き疲れてうとうと致します💤

気づけば途中下車駅直前。この区間は絶景の車窓だったそうですが、うとうとして見逃してしまいました💦

PM3:50

本日の宿泊地の郡上八幡に到着いたしました。

郡上八幡駅は1929年(昭和4年)開業。長良川鉄道の中核駅です。

 

菱葺き屋根にドーマと呼ばれる三角屋根。袴腰(隅霧)の意匠など大正時代から昭和の初めにかけての建築デザインも復元されて、駅舎全体が国の有形登録文化財の指定を受けています。

さて、駅から郡上八幡の中心街までは2キロ以上の距離があり、バスやタクシーを利用して行くのですが、歩いて行きましょう。

お金の節約ではなくて明日控えている10キロハイキングの予行演習です(^^;

ひとまず宿へと向かいます。

吉田川をはさんで郡上八幡城の城下町が広がり、観光の見どころはわりと広い範囲に広がります。

長良川の支流吉田川に沿った古い家並が連る旧町役場へ続く通りの今町、新町は郡上八幡のメインストリートです。

メインストリートを歩いていると、柳が風にゆられている場所「やなか水のこみち」に辿り着きました。

玉石を敷き詰めた道と、心地よい音が響く水路があり、郡上八幡でインスタ映えしそうなスポットでもあります。

こみちの奥には稲荷神社が鎮座します。

町の中心を吉田川が流れ、湧き水や井戸水が豊富な郡上八幡は、用水を利用した生活が存在するなど水の文化の歴史が長くありました。

しかし、用水の利用も減り、生活排水による汚れも目立つようになってきました。

そこで、水環境の保全を進め”水のまち”の環境を整備する活動が進められています。

 

やなか水のこみちは、多様な変化をつけた水路を中心に構成され、周囲の町屋と調和した新たな街路として整備が成されました。

通りを埋め尽くしている石は、地元の長良川や吉田川で採取した約8万個の玉石を使用しています。

水路には水飲み場や洗い場など様々な場が設けられていて、水の流れに変化をもたらしています。

街並み全体に心地よい水の音が響き渡ります。

 

奥美濃の小京都と呼ばれる郡上八幡の街並みは、職人町、鍛冶屋町といった古い家並みとその軒先をほとばしるように流れる水路が走ります。

宿まで歩いて行きながら、そこかしこ寄り道してカメラのシャッターを押します。

国の重要伝統的建造物群の選定を受けた古い家並みに沿ってそぞろ歩きは続きまして、中々宿に到着いたしません💦

吉田川を超えると本町通へ入りまして、いよいよ郡上八幡のさらに古い町並みが続く風流なエリアに入っていきます。

しばらく歩くと通りに面した巨大な岩の上にある神社が目に止ります。

岩の高さは10mほどあり、急な階段が岩に貼り付くようについている、白龍稲荷神社です。

PM4:45

駅から約一時間かけてゆっくり寄り道しながら宿へ到着いたしました。

今日お世話になる宿は、あさの旅館さんです。

素泊まりで6,000円ほどでございました。

チェックイン後、ひとまず重いリュックを置いて、ビールです。

くぅー🍺うまい🍺

立て続けに二本いただきまして、歩き疲れた足を癒します♪

お部屋はこの様な感じで、窓からは郡上八幡城がばっちり見えます。

まだお風呂はこの時間はいりませんでしたが、風呂も浴場があります。

アツアツの、湧き水のお風呂で癒されました♪

PM5:30

さて、荷物置いて晩御飯のお店を探しにブラブラ街へ出ます。

お城まで登ってみようと思ったのですが、、、今回はやめておきます💦(先ほどのビールで歩く気力が。。。)

奥美濃の小京都とともに、水の都とも呼ばれる郡上八幡。名水百選の第一号に指定された宗祇水へ訪れようと、吉田川と支流小駄良川が合流する清水橋付近へと足を運びます。

この祠の下からこんこんと湧き出る名水宗祇水。

郡上八幡の山地は大小の鍾乳洞が点在しており、自然が作り上げた天然の濾過フィルターになっており、ここを通ってくる宗祇水には、天然のミネラルが豊富に含まれており、硬水のきりっとした味わいです。

さて、観光はこの辺で、晩御飯を食べに行きます。

宗祇水からほど近い、ラーメン屋さんからいい匂いが。

という事で台湾料理の源楽さんに入ります。

台湾ラーメンに餃子が、ビールによく合います!

ビールをお代わりしていい感じにほろ酔いです。

PM7:50

お宿に戻ってゆっくりいたします。

結局この日スマホの万歩計は15500歩( ゚Д゚) 9.2キロ歩いていました。

この後ゆっくりお風呂に入ってもう一杯頂きながら、本日は眠りにつきます。

おやすみなさいzzz

翌日AM9:00

宿を出発し、少し郡上八幡の街並みを最後にぐるりと回ります。

 

静かなレトロな家屋の軒先に水の音が心地いいです。

さて、郡上八幡の観光の中心地、コミュニティセンターよりバスが発着しております。

今朝はここからバスで駅まで向かいます。

 

郡上八幡の駅には「郡上おどり」の提灯が目に止ります。

郡上おどりは400年にわたって城下町郡上八幡で歌い踊り続けられてきたもので、江戸時代に城主が士農工商の融和を図るために、藩内の村々で踊られていた盆踊りを城下に集め、「盆の4日間は身分の隔てなく無礼講で踊るがよい。」と奨励した郡上八幡の名物です。

観光客も地元の人もひとつ輪になって踊るという「見るおどり」ではなく「踊るおどり」と言われてます。

今年はコロナの影響でどうなるか未定ですが、7月中旬から9月上旬にかけて30夜以上にわたって踊られます。

AM11:20

駅前にはご飯処やコンビニはありません。という事で北濃駅で朝ご飯&昼ご飯を食べることにしまして、列車に乗りこみました。

長良川沿いの美しい景観の中を、ローカル線ならでわ窓を開けて車窓を楽しみます。

AM12:05

約45分の乗車で長良川鉄道の終点北濃駅へと降り立ちます。

 

播州から300キロ余り。

車で訪れれば決して遥々とまでは言わない距離ですが、列車で来れば本当に遥々とこの地までと言う言葉がぴったり当てはまります 笑

 

⤴⤴ここからの旅の続きは動画でご覧くださいませ♪

ここで鉄道は終点。ここからはバスと歩きで、福井県を目指します!

北濃駅は国鉄時代延伸計画があったのですが、、、ここから先は次回のブログにて(-_-;)

次号、今回の旅のメイン「バスと歩きの未成線探訪」続きは>>こちらをクリック

 

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