◆AM12:30 高山到着
飛騨古川から各駅停車に揺られて17分、飛騨の小京都高山に到着です。


高山駅は高山本線の中でも代表格の駅で飛騨観光の中心地です。
その観光の中心である古い町並み地区へは少し距離があります。

観光の中心地は駅から約1㎞ほど東側に位置し、歩いていけない距離ではないですがレンタサイクルが便利です。

と言う事で、駅横の池畑酒店さんで自転車を借りることにいたします。
池畑酒店さんは飛騨の歴史ある酒蔵の地酒を取り扱うお店ですが、レンタサイクルも営業されています。料金は確か1時間300円だったかな。
そして買い物をすれば荷物を預かってくれるとの事です。(コインロッカーに預けてしまってから知りました💦)

さて、それではここからおじさん二人で飛騨高山ぶらりチャリ散策開始です🚲
◆PM1:00 飛騨高山まちの博物館
まず向かったのは飛騨高山まちの博物館へ。
高山を中心に飛騨の歴史、文化、風土を知ることができる博物館で、入館料は無料でした。
14の展示室があり、涼しい屋内でゆっくりとみて回れます。
また、敷地には、歴史的建造物に囲まれた庭や井戸からくみ上げたわき水が流れるせせらぎ、ガラス灯小路などもあり、ちょこっと立寄るにはいいスポットです。

この夏は、中世動乱期の飛騨をテーマに、令和4年度夏季特別展「飛騨、風雲急なり!ー蘇る中世飛騨の群雄ー」と言った催しが開催されていました。
◆PM1:15 高山の町を隈なくサイクリング
高山の観光名所をざっと見てまわることにいたします。
続いては高山陣屋へ。

高山陣屋は、江戸幕府が飛騨国を直轄領として管理するために設置した代官所・飛騨郡代役所です。
明治維新後は筑摩県の高山出張所(のち岐阜県高山支庁)庁舎として用いられたらしいです。
昭和4年には国の史跡に指定されましたが、その後も様々な公共機関の事務所として利用され続け、戦後も県事務所として利用されていました。


幕末には全国に60数ヶ所あったと言われている代官・郡代所の中で、当時の主要建物が残っているのは、この高山陣屋のみで昭和44年まで県事務所として建物が利用されました。
県事務所が移転したのを機に、高山陣屋を江戸時代の姿に復元し一般公開するための整備事業が行われ、平成8年に再び江戸時代の姿が再現されました。
陣屋内へは入館料が必要となりますので今回は時間の関係で入館は致しません。
続いては、高山の街並み散策へまいります。
「飛騨の小京都」とも言われる高山の町並みは、三町(さんまち)と呼ばれる伝統的建造物群保存地区を中心に広がります。



上の地図の赤で囲ったエリア辺り(上三之町、上二之町、上一之町、片原町、神明町4丁目に跨る東西約150m、南北約420mの区域)が通称さんまち通りと表記され、風情ある古い街並みが広がります。
私たちも自転車を止めぶらぶら歩きながらお昼ご飯処を探します。
◆PM1:50 おそばと地酒を頂く
さて、少し歩き疲れたところで、雰囲気がよさそうなお蕎麦屋さんを見つけました。

飛騨手打ちそば恵比寿さんでいただく事にしました。


天ぷらとざるそばに、冷えた冷酒を頂きます🍶
熱々のてんぷらに冷たいお蕎麦をツルっといただきます。そして、キンキンに冷えた地酒 氷室をチビチビ頂きます。蒸し暑いサイクリングの後にこれはサイコーですな♪
●手打ちそば恵比寿本店
●岐阜県高山市上二之町46
●営業時間:11:00~15:00 定休日:火曜日
お腹もいっぱいになり、ブラブラと高山の町を歩きます。





古い街並みの中にカオスな雑貨屋さんや緑が生い茂る宿、そして先ほど頂いた地酒の酒蔵など、風情とレトロが入り混じった街歩きは時間を忘れます。
そして、これまた少し不思議な建物を目にします。
◆PM2:30 高山昭和館

高山の古い街並みにレトロな昭和のネオンの光る建物が不思議とマッチしています。

ここは、昭和時代のノスタルジーな雰囲気を味わえるミュージアムで、中に入れば映画「3丁目の夕日」のような雰囲気が広がります。
と言う事で入館してみましょう。

館内の手前は、駄菓子やレトロなおもちゃなどが買えるお店になっており、奥にミュージアムエリアが広がります。入館料800円払って入館いたします。
一歩入ると、昭和の路地裏へワープしたかのような光景が広がります。
▼画像はスワイプしてご覧いただけます▼
館内は迷路のように少し複雑に進んで行くような構造になっています。レトロな路地裏に並ぶお店やグッズ、昭和感溢れるロゴやフォントがとても懐かしく見入ってしまいます。

自転車やオート三輪バイクなどもそうですが、レトロな建物が特に当時の様子を再現しているように感じます。
食堂、電気屋、おもちゃ屋、病院、散髪屋等々、一つの商店街が形成されています。
そして、さらに2階へ上がってみましょう。
▼画像はスワイプしてご覧いただけます▼
さらに2階には、懐かしのアイドルコーナーや、レコードコーナー、様々なレトログッズに、テレビーゲームコーナーなど、こちらもかなり充実したレトロなコレクションが満載です。
いやーかなりじっくりと見て回りました。1時間以上も滞在しました!
撮影写真の他にも様々なレトロコーナーがあり、十分見応えがありますので高山観光の際は是非お勧めです👍
●高山昭和館
●岐阜県高山市下一之町 6番地
●営業時間:10時〜17時 年中無休
●入館料:大人800円・中高生500円 4歳~小学生300円・幼児無料
さてさて、高山を満喫したところで高山駅まで戻ります。

かなり長い時間滞在した高山。そして何とか雨には見舞われず曇り空の状態で暑くもなく丁度良い高山観光ができました。
◆PM4:30 高山出発
さて再び各駅停車で、次の途中下車駅を目指します。

さて、続いての途中下車は下呂です。

次駅<下呂>へ続く