【秋の立山黒部アルペンルートの旅①】立山信仰と立山曼荼羅を知る

令和4年10月10日、今回は紅葉の富山県立山ハイキング旅を計画いたしました。

姫路から富山まで約4時間半、そして富山から立山まで1時間と、合計5時間半かけて早朝からの出発です。

本日は立山の麓で宿泊し翌日アルペンルートを経由し立山を散策いたします。

あいにく初日の本日の天気は雨で残念ですが、明日は何とか天候が回復するとの事で少し不安を抱いての出発です。

◆AM7:00 姫路出発

姫路駅に到着。

姫路駅からは新快速電車で大阪まで向かいます。

大阪駅からは特急サンダーバードに乗車。

旅計画を立てた当初、天気が良ければアルペンルートの途中の山荘で宿泊し立山を歩いてみたかったのですが、天候がどうなるか分からないため無理せず紅葉を楽しむハイキング旅に計画変更しました。

という訳で本日の主だった行程は立山の麓まで行く事だけです。

という事でサンダーバードの車内で朝ごはんとビールをいただく事にいたしました♪

これぞ鉄道旅の醍醐味です🍺

サンダーバードは湖西線を経由し、高架線から北上して行く琵琶湖を望むのが旅情感を掻き立てます。

移り行く車窓をのんびり眺めながらビールを飲むと2時間半はあっという間、少しうとうとするとすぐに金沢です。

◆AM11:15 富山駅到着

サンダーバードの終点金沢に到着しました。ここからは北陸新幹線へ乗り換です。

つるぎに乗車し富山へ向かいます。富山までの乗車時間は約23分。

姫路から4時間半。富山に到着です~

富山駅へはいつも夜行バスで来るので、新幹線で到着したのは初めてです。駅構内には富山湾の幸海鮮お寿司のモニュメントが。

ここからはさらに乗換して立山まで向かいますが乗換時間が40分ほどあります。どこかでお昼をいただく事にいたしましょう。

駅構内のお寿司のオブジェを見ると、海鮮、お寿司も気になるところですが、お昼前なのに結構混雑している様子。

駅ビルの東へ歩くと「とやマルシェ」があり、その中に「のれん横丁」と言う飲食店街があります。

次の乗換の列車時間もあるので比較的空いていた「伝串 新時代」へ入りました。

伝串と言う、鶏皮を揚げた串(一本50円)がメインの居酒屋で、なんとビール190円ハイボール150円と激安!

甘辛の伝串に、鶏だしおでんと鶏ユッケを注文。

いやー美味かったです🍺

◆AM12:40 富山地方鉄道乗車

さて、ここからは富山地方鉄道に乗車して終点立山まで参ります。

富山地方鉄道の駅は新幹線のすぐ横にひっそりとあります。本数も少なく立山へは約1時間に一本ぐらいしかありません。

なので乗り遅れないよう急いで乗り込みます。

富山を出るまでは何とか天気は持っていたのですが、立山へ向かうにつれ雲行きが怪しくなりついにパラパラと雨が降ってきました☂

約1時間で立山駅に到着です。

◆PM2:00 立山到着

立山駅は富山側からのアルペンルート玄関口で、ここからケーブルカーなどを乗り継ぎ長野県側の扇澤まで行くことが出来ます。その他、落差日本一の滝 称名滝へのバスも発着しています。

アルペンルートの途中には、弥陀ヶ原や室堂、黒部ダムなど北アルプスの絶景が広がりまして、観光の路線として年中人気がある路線です。今日はあいにくの天候なので明日の朝に室堂まで向かう予定です。

さてここから先に宿にチェックイン。今日の宿は立山駅から近いホテル、と言っても歩いていくには少し遠いですが、立山駅までホテルの送迎バスが無料で利用できます。

チェックインには少し早い時間でしたが、この日は宿泊客も少なめなようで早めのチェックインが出来ました(感謝)

写真は翌日の朝の写真ですが、この時点でパラパラと雨が降って来ています。

お部屋は別館ツインルーム。景色は期待できませんが十分な広さがあります。トイレバス冷蔵庫はもちろん完備。そして後ほどご紹介しますが温泉がとても良いホテルです。なんと言うかトロトロ感のある「美人の湯」と呼ばれる温泉です。

さて今日はこの後一カ所だけ訪れてみたい場所があります。一息ついて出発。

ホテルから約3㎞ほどにある立山博物館です。

◆PM3:00 立山信仰をと立山曼荼羅を勉強

タクシーで博物館までやって参りました!

ホテルから5分程で到着しました立山博物館です。

ここ立山博物館はかつての立山登山の拠点になった「芦峅寺」にあり、立山登山の歴史や立山の山岳ガイドの成り立ちを知ることができる博物館です。

芦峅寺の門前は江戸時代から立山信仰の拠点として、昔から優秀な山案内人や山小屋経営者を多数輩出してきた山岳ガイドの集落として知られました。

その芦倉の一帯には往時の宿坊跡やお寺、そしてかつての立山観光の広告塔「立山曼荼羅」を体験できるゾーンなどが広がります。

まずは展示館へ入ります。

館内は立山の植物や気候、立山火山噴火の歴史などを知ることができ、明日散策するアルペンルートの雰囲気を先取りし実感した感じになります。

立山曼荼羅について詳しい展示がなされていました。

立山曼荼羅とは、平安時代末期から江戸時代にかけて山岳信仰の一つとして注目を集めた「立山信仰」の世界観が凝縮した掛軸式絵画のことです。

立山開山の際に立山の山岳景観を背景として立山地獄の様子、阿弥陀如来と諸菩薩の来迎場面、立山山麓山中の名所や旧跡、そしてここ芦峅寺村で行われた女人救済儀礼などの様子を表しています。

曼荼羅のシンボルの日輪(太陽)月輪(月曜日)や参詣者などとともに、巧みな画面構成で描かれており、現在全国に47作品もの曼荼羅が存在するそうです。

上の写真はパンフレットの写真です。ほとんどが撮影できないエリアになっています。

かなり興味深く見入りまして、明日の散策の予習には十分でしょう^^

さて展示館を出ると急などしゃ降りです。。。天気が良ければ周辺を散策したかったのですが、今回は展示館のみ。散策どころではなくなり、結局ホテルへ戻りました~(残念)

◆PM6:00 立山国際ホテルを満喫

宿に戻ってまずは夕食の時間。

夕食は大広間でいただきます。

まずは地酒飲み比べから開始🍶

前菜と赤魚の蒸し物が、地酒に合います♪

我々中年夫婦にはちょうど良い量。

ほろ酔い加減の後、米どころの白米に漬物がこれまた美味い🍚

デザートはフルーツの盛り合わせと、満足でございました(*^_^*)ご馳走様です^^

さて、食後は温泉へ。

今日は、お客さんが少なく貸切です♨♪

男湯は入って左手に熱い温泉、ジェットバス、水風呂があります。

そして右手には若干温めの温泉大浴場。こちらの方が温泉特有のトロトロ感がありました。

そしてサウナもあります。

湯あがりは休憩スペースや、フィットネス&マッサージ機があり無料で利用できます👍

館内にはお酒自販機もありますので、温泉で火照った体をビールやチューハイで癒します。

◆PM11:00 就寝

と言う事で翌朝に続きます~

立山黒部アルペンルートへ秋の弥陀ヶ原ハイキングの記事はコチラ

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