3泊2日北九州横断ひとり旅④【鶴見岳~耶馬渓】

長崎から西九州新幹線と在来線を使い大分へ、そしてレンタカーを利用し小倉までを旅する北九州横断旅です。

今回の記事は北九州横断の旅2日目、由布院からレンタカーを借りて、鶴見岳、耶馬渓を訪れます。

▲今回の旅(1話)

▲今回の旅(2話)

▲今回の旅(3話)

▲北九州横断旅の様子を4K動画で編集しましたので良ければご覧ください。


◆AM10:00 駅レンタカーを借りる

2日目の朝は少しゆっくり出発で10時にレンタカーを予約しております。

由布院駅の正面より右側に駅レンタカーの営業所があります。

ここで予定通り借りる予定だったのですが、、、10時の予約がすごく重なっていたのでしょうか💦めちゃくちゃ時間がかかりまして、結局1時間待たされることに。

先に料金を支払っているので、一時間分損した気分になりましたが、まぁ仕方がない。。。

◆AM11:00 由布院からやまなみハイウェイをドライブ

さて、少し時間が押しての出発となりました。まずは目的地鶴見岳を目指し車を走らせます。

途中、由布院周辺金鱗湖など寄り道しながら向かう予定でしたが、混雑していましたのでそのまま向かう事にいたしましょう。15㎞約30分のドライブです🚗

やまなみハイウェイは、大分県中部から西部に至る日本風景街道のひとつであり、阿蘇くじゅう国立公園内を経て、由布院、由布岳山麓、そして別府へ抜ける絶景のツーリングコースと言われています。

由布院から出発すると徐々に標高が高くなる由布岳の山麓を通過して行きます。

市街地を過ぎるとすぐに広大な大草原が広がる高原ドライブが始まります。2月下旬のこの時期は黄色一面のパノラマが広がります。

少し車を降りて外の空気を味わいますと、注連縄の巨石を発見。なんとなくパワースポット的な空気を感じます。

山頂が東峰(1582m)と西峰(1584)に分かれた2つのピークを持つ由布岳へも、ここを過ぎたあたりから登山口が分かれているようです。

◆AM11:30 別府ロープウエイで鶴見岳へ

さて、予定通り30分で到着です。

標高1375mの鶴見岳山頂へは歩いて登る以外にこのロープウェイで一気に山頂付近まで登る事が可能です。

鶴見岳の山腹に位置するここ別府高原駅(標高503m)と、山頂付近の鶴見山上駅(標高約1,300m)を約10分で結んびます。

到着後すぐに乗車できました。大人往復1,800円で20~30分毎に運行しています。

乗車するとゆっくりと地上から離れて行き、爽快な空中移動が始まります🚡

しばらく進行方向右手に後方に別府湾と別府の街並みが見えてきました。

さらに登ると、先ほど通ってきたやまなみハイウェイから、遠方にはくじゅう連山などが見渡せます。

10分で山上駅に到着。車外に出て一気に寒さを覚えます。

さて鶴見山上駅から鶴見岳の頂上までは徒歩約15分少々。冬季には、鶴見山上駅から鶴見岳の山頂にかけて霧氷を観測することもできるらしいです。

駅を出ると大きな温度計があります。なんと4.5度です。山麓の気温より5度低い感じで、周りには雪が残ります。

まずは鶴見山上権現の一の宮に参拝してから、山頂へ進みます。

遊歩道の途中に七福神の石像があり、七福神巡りをしながら登って行く事もできます。今回は時間の関係で山頂をひたすら目指しました。

山上駅からは高低差80m程ですが、山頂に近づくにつれ、雪が残り少し歩きづらくなってきます。

雪によって道がぬかるんでいましたので、気を使って登ると割と疲れました💦

山頂からの見晴らしはある程度パノラマが広がりますが、遊歩道の途中にある展望台からの眺めがお勧めです。

下りは展望台経由で山上駅に向かいました。

さて、高原駅まで戻ってまいりました。

駅内には売店があり、お土産を購入したりしました。

◆PM1:00 鶴見岳から耶馬渓へ

さて、時刻が経つのは早い。本日は夕方までに北九州小倉まで行かないといけないので、急いで続いての目的地へと向かいます^^

続いては、大分県を北上して行き、内陸部へドライブしてまいりまして山国川の中流域の渓谷、耶馬渓へまいります。

日本三大奇勝として知られ、また日本新三景に選定された名勝にも指定されている渓谷です。

途中東九州自動車道を中津インターチェンジで下りるとすごい細い山道を進んで行く事になり、少々焦りながら進んで行くと一転、山国川に差し掛かりました。

川沿いを上流に進むと手掘りのトンネルを進んで行くことになります。

トンネルを抜けてすぐに駐車場がありますので車を停めて降りてみました。

駐車場から山国川の岸まで降りることでき、広い親水公園になっています。

ここから迫力のある耶馬渓の姿を望みます。

かつての火山活動による凝灰岩や熔岩などからなる台地の侵食によってできた奇岩が連なる光景に圧巻です。また、風食作用や河川の洗掘作用によってできた洞窟も多くあることでも有名で、先ほど通ってきた手掘りのトンネルも青の洞門として有名です。

という事でここから少し歩いて、先ほどの洞門の入り口まで行ってみましょう。

駐車場から200mほど歩くと標識が見えまして、山側へ横断歩道を渡ります。

かつて、交通の難所だったこの場所を僧侶禅海によって掘られたトンネルが今でも残っています。

そのトンネルを通って行くことが出来ます。

最初のトンネルを通過すると再び川岸につながり、一旦道路に戻りますが、当時はもう少し下側を通っていたと思われます。

再び、道路の歩道を進んで行くとトンネルが現れ、途中川側に削れてるような部分があります。この部分は通称「青野渡」と言われ、「青の洞門」ができる前はその部分を人畜が通行したと言われています。鎖が張られそれを伝って通行していたと言われていますが何とも恐ろしいですね。

奥に進んでいくと御地蔵様が鎮座し、そのすぐ横の明り窓は禅海和尚が掘削を始めて、最初に掘った明かり窓と言われており一部にノミで削った痕跡も残っています。

さぁ、トンネルの入り口まで歩いて参りました。耶馬渓の美しい景観と共にこの青の洞門も見所ですね。

この洞門は車も通行可能ですが、片側交互通行です。洞門の入り口の裾には禅海和尚鑿道碑が鎮座します。

全長342m(うちトンネル部分は144m)のこの洞門は1764年に完成、約30年の歳月がかかったと言われています。

完成時、禅海和尚の年齢は70歳を超えていたそうです。

また開通後、通行人から通行料を徴収したという話が伝わっており、この洞門は日本最古の有料道路とも言われいるそうです。

さて、再び駐車場まで戻るとすでに14時50分です。お昼ご飯をまだ取っていません。。。

禅海茶屋でいただこうと思ったのですが、もうすでにラストオーダーが終わったとの事で、残念( ノД`)シクシク…

と言う事で、このまま出発する事に。

さて、目指すは小倉へ🚗

次回へ続く>>北九州横断旅5


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