今回の旅は、仕事を終えた夜から関西を出発し、灼熱の夏を逃れて標高1900mの信州へと向かうドライブ旅です。(令和6年8月10日~8月13日)
目的地は長野県の奥蓼科温泉郷。この旅路では、道中の様々な観光地に立ち寄りながら、自然の美しさを感じることを楽しみにしています。
今回の記事では、その中でも木曽路に位置する奈良井宿を訪れた時の様子をご紹介します。

道の駅日義木曽駒高原で仮眠
真夜中の出発 – 午後8時、関西を後にして
初日、午後8時に仕事を終えると、そのまま関西を出発。約6時間のドライブを経て、国道19号線沿いの「道の駅 日義木曽駒高原」へ到着しました(午前2時)。
お盆休み初日ということで渋滞を避けるため、夜の間に380kmの道のりをスムーズに駆け抜けました。道の駅は標高800mにあり、到着した瞬間に心地よい涼しさが広がり、都会の猛暑から解放された瞬間でした。既に多くの車が停まっていて、車中泊を楽しむ人々で賑わっていました。

道の駅で仮眠 – 疲れた体を癒して
本来は、もう少し標高の高い「道の駅 木曽川源流の里 きそむら」や「道の駅 奈良井木曽の大橋」を考えていましたが、満車のリスクを避けるため、ここで休むことに。夜通しの運転で疲れていたこともあり、少しホッとして仮眠を取ることにしました。

まずは寝る前に軽く一杯。
そして、車中泊仕様に整えたハスラーで、爆睡! 明け方までぐっすりと眠り、目覚めたのは午前7時過ぎでした。
いつも以上に熟睡できたのは、この木曽の涼しい気候のおかげです。気温は20℃前後、爽やかな空気が心地よく、朝日を浴びながら中央アルプスの木曽駒ヶ岳を眺める贅沢な時間が広がります。
快適な車中泊 – ハスラーでフルフラット仕様
軽四ハスラーでの車中泊は、フロントシートの沈みをカバーするために持参した低反発クッションのおかげで、ほぼフルフラットの快適空間が出来上がりました。夫婦二人、窮屈さを感じることなく、ぐっすりと眠れました。
窓はカーテンやシェードで目隠しをし、リアドアはメッシュ状にして外気を取り入れながら、超シンプルながら機能的な車中泊スタイルに。

朝の木曽町 – 静かな時間とレトルト自販機
朝の木曽町は、静けさに包まれ、まだお店も開いていません。それでも、レトルト食品を売る自販機が設置されているので、軽い朝食も手に入ります。自然と一体化するようなこの静かな朝の空気が、旅の始まりをさらに特別なものに感じさせてくれました。
さあ、準備が整ったところで、次の目的地へ向かいます。最初の候補にも挙がっていた「奈良井宿」へ。
標高900mの宿場町・奈良井宿を歩く
奈良井宿まではここから約16km、20分ほどのドライブ。車を走らせ、AM8:15には奈良井宿の最も上方に位置する駐車場に到着しました。
奈良井宿の魅力とは?
奈良井宿は、江戸時代に栄えた中山道の宿場町で、長さ1kmにも及ぶ町並みは日本一の宿場と称されます。江戸と京を結ぶ中山道の中でも、最も賑わった宿場の一つであり、今なお当時の姿を色濃く残しています。木造建築の家屋が立ち並び、風情ある古い町並みは、まるで時代を遡ったかのような感覚に浸ることができます。










静かな早朝の奈良井宿を歩く
早朝ということもあり、観光客の少ない静寂の中で、町全体がゆっくりと目覚めるような雰囲気。まず最初に訪れたのは、町の南口に位置する鎮神社。ここからJR奈良井駅に向かって、のんびりと散策を開始しました。
ちょうどこの日はお盆休みの8月11日。鎮神社の例大祭が行われるということで、町中はその準備で賑わっていました。軒先に提灯が吊るされ、街道には大きな提灯立てが設置され始めていて、早朝だからこそ感じられる準備中の町の活気が漂っていました。
歴史を感じながら歩く奈良井の道
ゆっくりとそぞろ歩きをしながら約30分、JR奈良井駅に到着。ちょうど涼しい朝の散歩には最適で、軽く汗をかくほどの良い運動に。駅構内は観光案内所も兼ねていて、奈良井宿の歴史や周辺の情報が詰まったパンフレットを手に取りました。
今回奈良井宿に立ち寄ったのは、実は6年前に一度、一人旅で訪れたことがあるため。あの時の感動を忘れられず、再びこの風情豊かな町を訪れたいと思っていました。前回は、木曽路の宿場町を4か所(奈良井、福島、妻籠、馬籠)巡ったのですが、この山深い中に広がる伝統的な町並みは、日本の原風景そのもの。
時代を超えて息づくその美しさに、今回改めて嫁ハンと共に再訪する価値を犇々と実感いたしました。
おやきでひと息
さて、駅から町の方へ戻ると、次第に観光客も増え始め、お店も開店。町全体が賑やかさを取り戻してきました。そこで、木曽名物のおやきを朝ごはん代わりにいただくことに。粒あんと野沢菜のおやきを選び、「鍵の手」と呼ばれる水場の近くにあるベンチに腰を下ろし、のんびりと味わいました。素朴ながらも深い味わいのおやきが、静かだった朝の余韻とともに、心に染み渡ります。
一息つきつつ、ふと民家の軒先を見上げると燕が談笑しています。いやぁ微笑ましい様子♪
さて約1時間弱の奈良井宿散策を終え、次の目的地へと向かうことに。まだまだ続く信州の旅、次はどんな風景が待っているのか楽しみです。
▲今回の旅の様子をユーチューブにUPしていますので良ければご視聴くださいませ。
















