カニと鉄道の旅!➁香住で味わう豪華なカニ料理と温泉宿の魅力を紹介

今回の旅は、冬の風物詩であるカニを求め、山陰地方を途中下車しながら巡る旅です。

今回の目的地、香住に到着し、いよいよカニ尽くしの温泉宿へと向かいます。どんなご馳走が待っているのか、胸が高鳴ります!

(旅の期間:令和6年12月30日~12月31日)

ここまでの旅行程は→コチラ


宿「大黒屋」への到着と部屋の様子

香住駅に到着後、宿に連絡すると、すぐに迎えに来ていただけました。

車でわずか5分ほど走り、今回の宿「大黒屋」さんに到着。矢田川を渡り、海沿いに宿が集まるエリアにある温泉民宿です。

早速チェックイン。何となく懐かしくも風情を感じさせる落ち着いた民宿。玄関には大きなボンボン時計と古風な屏風が出迎えてくれます。

部屋からの眺望は期待できませんが、清潔感のある8畳の和室で広々しています。民宿なのでトイレや洗面所は共同です。

しばらく部屋でくつろぎ、城崎駅で購入したクラフトビールで乾杯🍻小腹が減りましたが、夕食のカニのためにここは我慢です(>_<)「今日は朝からカニの為に軽めの食事に抑えております 笑」

夕食前の散策:香住の街並みを歩く

夕食まで時間があるので、宿の周辺を散策することにしました。

宿を出て少し歩くと、日本海が広がります。海沿いの道を散歩してみることにいたしましょう。

漁港のある港町ならではの風景が続き、民宿が立ち並ぶ中、観光客の姿もちらほら見られます。

歩いていると、大きな平らな岩が並ぶ波打ち際に出ました。

これらの岩には、かつての大型哺乳類や鳥類の足跡が化石として残っています。ゾウ、サイ、シカ、ツル、サギなど、6種類もの足跡が確認され、300個以上もあるそうです。

はるか昔の香住にはゾウやサイが生息していた事に驚きながら、まじまじと足跡の確認に夢中。すると大きな波がやってきてずぶ濡れになりそうになり、焦りました💦

さらに進むと、「いそ公園」に到着。

ここにはお地蔵さんが鎮座し、防波堤からは荒々しい岩々が広がる景色が望めます。

釣りを楽しむ人々の姿も見え、漁港の雰囲気が漂います。

地蔵鼻展望台での絶景

散策を続けるうちに、「地蔵鼻展望台」に到着しました。

展望台は、香住の海岸線を一望できる絶景スポットです。

小島が点在する風景は、まるで日本三景の一つ「松島」を思わせる美しさから、「但馬松島」とも呼ばれています。

展望台にはベンチや東屋が設けられており、ゆったりと景色を楽しみながら休憩できるポイントです。私達も東屋でひと休みしながら、海風を感じつつ景色を堪能しました。

展望台からは、荒々しい岩々が連なる磯の風景が広がっています。また、奇岩や景観に関する説明が詳しく掲示されており、それを読みながら景色を眺めると、新たな視点からこの地の魅力を再発見することができます。

遊歩道を進むと、磯の上まで歩いていける道が続いています。磯の上から見下ろす海は、波の音が響き渡り、どこか神秘的な雰囲気が漂っていました。

高所恐怖症の私は足がすくむ瞬間もあり、岩場の先端まで行くとなかなかのスリルが味わえます💦

また磯の先には、釣り人が岩の上で静かに釣りを楽しむ姿も見えます。釣り師たちはこの磯を目当てに集まるようで、地元の人々にとっても特別な場所のようです。

ゆっくり散歩する事約一時間。日も落ちかけたので宿の方へ戻ることにいたしましょう!食事前の軽いウォーキングには丁度良い感じです^^

大黒屋での豪華なカニ尽くしの夕食

宿へ戻るとすでに5時半。美しい景色を存分に楽しんだ後は、お待ちかねの「カニ」。

食事までまだ少し時間がありますから、お宿の天然温泉で先にひとっ風呂浴びることにしました。

お風呂から上がると、いよいよお待ちかねの豪勢なカニ尽くしの夕飯がスタート!どんなご馳走が待っているのか、胸が高鳴ります。

カニの本場『香住』で味わうカニ料理は、鮮度の良さは言うまでもなく、食べきれないほどのボリュームも魅力です🦀

まずはカニのお刺身にカニしゃぶ、新鮮なお造りとカニスキのセットが登場🦀

カニ刺しをひと口いただくと、甘くてとろけるような口当たりに思わずため息が出ます(*^_^*)

続いてカニしゃぶを堪能。しゃぶしゃぶして甘酸っぱい酢でさっぱりといただくと、カニの甘みがさらに引き立ちます♬

さらに焼きガニとセコガニが続き、まさにカニ尽くし!

お腹がいっぱいになりそうなところで、締めのカニ雑炊が登場。

カニスキの出汁にご飯を加えて炊き上げた雑炊は、カニの旨味が凝縮されていて、またもや食欲が再燃。濃厚なカニ味噌をアクセントに添えることで、贅沢な一品に仕上がりました。

満腹で大満足の夕食でした。

温泉でリラックス:至福のひととき

夕食後少し落ち着いてから、再び温泉へ。

大黒屋さんには「大黒さん乃湯」「福寿草の湯」「竹林の湯」の3つの貸切風呂があり、「竹林の湯」以外はアルカリ性単純温泉。

私は食事前に「福寿草の湯」に浸かったので、今度は広々とした大浴場「大黒さん乃湯」へ。

豪華な食事に最高の温泉。体の芯からぽかぽかに温まり、至福のひとときでした。

部屋に戻ると布団がふかふかに敷かれ、寝る前にもう一杯いただきながら、いつしか心地よい眠りに落ちていきましたzzz

豪華な朝食で香住の朝を迎える

翌朝、7時半にゆっくりと起床。

朝食もまた豪華で、カニの味噌汁に茶碗蒸し、焼き魚、湯豆腐、煮物、豆、お漬物と盛りだくさん。

カニの出汁が効いた味噌汁はご飯が進む美味しさで、朝から大満足のひととき。

こうして最高の2日間を過ごし本日も出発です!山陰鉄道旅はまだまだ続きます。次回に続く→次回余部鉄橋の歴史と城崎温泉散策の記事

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