この春、息子が札幌で新生活をスタートさせることになり、引っ越しの手伝いを兼ねて家族で北海道を訪れることになりました。今回は、道央をぐるっと巡る3泊4日の旅です。

旅のルートは札幌を拠点に、小樽からニセコ、昭和新山・有珠山、洞爺湖をめぐり、さらに室蘭やアイヌ文化の拠点・白老のウポポイを訪れて、最終日は札幌観光で締めくくるという行程。
久々の家族旅行ですが、ちょっとユニークな旅程です。初日と最終日は私たち夫婦と息子の3人旅、2日目と3日目は夫婦ふたりの旅、そして娘も今回は同行しており、私たちより一足先に札幌入りして息子と合流していました。
少し複雑ではありますが、にぎやかであたたかい家族旅になりそうです。
初日|いざ、春の北海道へ!
朝6時半、神戸空港に到着。
今回は、神戸空港から発着しているLCC「スカイマーク」の便を利用し、新千歳空港へと向かいます。
現在、スカイマークの神戸ー新千歳便は1日4便。早朝から夜まで運行しており、関西(特に兵庫南部)からの北海道旅がぐっと身近になっています。
余談ですが2025年4月18日ですから、もうまもなく第2ターミナルビルを新たにオープンし、国際チャーター便の運航が可能となります。ますます便利になる神戸空港。
さて、私たちが乗るのは朝7:35発の便。まだ少し時間があるので、チェックインを済ませたあと、空港内をぶらりと散策してみることに。
神戸空港はコンパクトながら、1階が到着ロビー、2階が出発ロビー、3階がレストランフロア、そして屋上には展望デッキがあります。
というわけで、さっそく屋上へ。
ここからは南側に広がる滑走路で離発着する飛行機を眺めることができ、北側には六甲山や神戸の街並みが一望できます🛬🔭
さらに屋上階には、ミニチュア写真家・田中達也さんによる常設ミュージアムがあり、「飛行機にも乗れる、飛行機が見える、大人も子供も楽しめるテーマパーク」として人気を集めています。
芝生のエリアには巨大ブロッコリーのオブジェも!神戸空港のシンボル的存在です。

ひと通り空港を楽しんだあとは、いよいよ出発ゲートへ。
7:35、離陸。
飛行機は西に向かって飛び立ち、左手には播磨臨海工業地帯が見えました。そこからぐるりと旋回し、北東へと進路を取って空の旅へ。
本州付近はやや曇りがちの天気。1時間ほど経つと、雲の切れ間から雪をかぶった山々が見え始めました。
てっきりもう北海道上空かと思いきや、どうやらまだ青森県・岩木山のあたりだったようです。
北海道に差し掛かると、空がぱっと晴れ、道南地方の地形がくっきりと姿を現しました。
9:30、新千歳空港に無事着陸。
まずは空港内の売店で、簡単な朝ごはんを済ませます。
食後は、JRに乗って札幌へ向かいます。
ちょうどホームに着いたタイミングで「快速エアポート」が出発直前。慌てて乗り込みました。
10:28、どうやら乗車したのはより速い「特別快速」だったようです。36分の快適な乗車であっという間に札幌駅に到着。
ここからはレンタカーを借りて、まずは息子の新居へ向かいます。札幌駅南側のトヨタレンタカーまで歩くのですが、現在南側は新幹線の工事が進行中で、少し遠回りをするルートに。
11:15、無事にレンタカーを受け取り、息子のアパートへ出発!
実は息子、引っ越し費用節約のため鈍行列車とフェリーを乗り継いで先に札幌入りしております。そして引っ越しの手伝いのために娘も前日から札幌に前入りしていました。
というわけで、新居にてようやく家族4人が再会!
午後2時すぎ、買い物と軽めの昼食を済ませ、ここからは息子と分かれ小樽観光へ出発です^^
▲今回の旅をユーチューブにUPしています。
札幌から小樽へは、札樽(さっそん)自動車道を利用して快適ドライブ🚗
小樽ICで高速を降り、ほどなくして右手に小樽運河が見えてくると、いよいよ小樽の市街地に到着です。PM3:00、まずは「小樽出抜小路」へ向かいました!
小樽出抜小路でレトロな街並みを散策
出抜小路(でぬきこうじ)は小樽市民に親しまれる屋台村。地元や近郊の食材を活かした家庭的な味わいと、店主の温かい人柄が魅力のスポットです。
昭和の風情を感じさせる石造りの建物が並び、まるで昔にタイムスリップしたような感覚に。シンボルの「火の見櫓」からは周辺を見渡すこともできるようです。
アート好き必見!小樽芸術村へ
少し歩いて辿り着いたのは、「小樽芸術村」。
①ステンドグラス美術館➁旧三井銀行小樽支店③似鳥美術館④西洋美術館と4つの建物で構成されたニトリホールディングスが運営する歴史的建造物を活用したアート空間です。
いくつかの美術館や展示館が点在していて、どこから見ても趣のある建物ばかり。
4つの全てに入館できる4館共通券は2900円。①③④それぞれの入館券は1200円。➁は500円。
今回は時間の都合で、4館のうち「①ステンドグラス美術館」と「④西洋美術館」を観覧することにしました。
【ステンドグラス美術館】
ステンドグラス美術館では、19世紀末から20世紀初頭にかけてヨーロッパの教会などで実際に使われていた本格的なステンドグラスが並び、静かで荘厳な空間に一歩足を踏み入れただけで、まるで異国に迷い込んだかのような気持ちに。
色とりどりのガラスから差し込む光が床に映り込んでいて、その揺らぎさえも作品の一部に感じられます。
「磔刑図」や「神とイギリスの栄光」など、芸術性の高い作品に圧倒されます。撮影もOKなので、一眼レフで撮ると映え度満点📷
ひとつひとつの作品には聖書の物語や宗教的な象徴が込められていて、ガラス細工の繊細なタッチと、色彩の深みがなんとも神秘的。
写真では伝えきれない立体感と奥行きがあり、しばし時を忘れて見入ってしまいました。特に天井近くに展示された大型パネルは圧巻で、教会建築の壮麗さを肌で感じられるような迫力があります。
約40分間、色と光の世界にじっくり浸りました。
【西洋美術館】
小樽運河を挟んで北側にある旧浪華倉庫を改装した美術館。
アールヌーヴォーやアールデコ様式のガラス工芸品、豪華な家具やステンドグラスが並び、まるでヨーロッパの貴族の館に迷い込んだよう。
椅子や机、ランプひとつとっても芸術的な意匠が施されていて、暮らしの中にアートが息づいていた時代の豊かさを感じさせてくれます。
内装も美しく、床のタイルや天井の装飾も見どころのひとつ。
館内の奥の方はステンドグラスも展示されており、時間が無ければ先ほど訪れたステンドグラス館を外してここ西洋美術館一択に絞って入館するのもありかもしれません。
2階にはドイツ・マイセンの工芸品も展示されており、こちらも見応えたっぷり。
ここでも約40分、夢中になって鑑賞しました。
どちらの館も撮影OK(フラッシュ禁止)なので、見応えのある展示の数々を写真に収めることができ、アート好きだけでなく、建築やインテリアに興味のある方にもぜひおすすめしたいスポットです。
娘の希望で「小樽オルゴール堂」へ
再び車で少し戻り、「メルヘン交差点」にある「小樽オルゴール堂 本館」へ。
蒸気からくり時計や名洋菓子店「ルタオ本店」が並ぶ人気スポットです。
館内は3階建てで、約38,000個のオルゴールが所狭しと並ぶ国内最大級のショップ!
娘はお気に入りを探してあちこち迷走(笑)、私たちも2階・3階へ。
職人の技が光るコラボ作品や、600万円を超える超高級オルゴールまであり、驚きの連続でした!
PM5:15 小樽の街歩きを満喫
その後はルタオでスイーツを購入し、北一硝子でガラス食器のウィンドウショッピングを楽しみました♪
夕暮れの小樽、すっかり堪能したところで本日の宿「ホテルノルド小樽」へ。
宿泊は運河沿いの「ホテルノルド小樽」
今回宿泊するホテルは小樽観光のちょうど中心になる場所に位置するため、とても便利な立地です。
フロント横のアメニティはセルフ式。
6階のスーペリアルームにエキストラベッド付きで宿泊しました。
窓からは小樽運河と港が一望でき、旅の疲れも癒されます。
北海道限定の「流氷ドラフトビール」で乾杯🍻
ブルーのビールに驚きつつ、美味しくいただきました!
PM7:00 小樽の夜ご飯は「潮騒亭」へ
夕食はホテル近くの「潮騒亭」さんへ。




新鮮な海の幸はもちろん、地元食材を活かした料理が並び、小鉢ひとつひとつが絶品!マスターとの会話も楽しく、小樽の夜を満喫しました(^_^)
食後は小樽運河沿いを少し散歩してホテルへ戻り、静かな夜を迎えました🌙
翌朝も小樽を味わい尽くす
AM8:30。少しゆっくり出発の朝。昨日ルタオで買ったプリンをいただき、ホテル最上階の「BAR Duomo Rosso」へ。
朝は展望ラウンジとして無料開放されており、絶景を眺めながら旅の余韻に浸れます。
AM9:40にチェックアウトし、朝ご飯を食べに出発。
ホテルから北に歩くと見えてくるのが、かつて南小樽駅から手宮駅を結んでいた国鉄の「廃線跡」です。
北海道で最初に開業した鉄道区間の一部で、昭和60年に廃止された後も国の重要文化財に指定されています。
「炭火自家焙煎珈琲 アルチザン」で朝食
廃線跡を南に歩いて見つけた喫茶店「アルチザン」で朝食タイム☕
香ばしい焙煎の香りに包まれながら、ペルーやブラジルのストレートコーヒーと、ピザセット・シフォンケーキセットを家族でシェア。




レモンとチーズが香るシフォンケーキは甘さ控えめのホイップでマイルド、ピザは手作り感たっぷりで朝にぴったり♪
娘と別れ、私たちは次の目的地へ
AM10:30。小樽を存分に楽しんだところで、ここで娘とお別れ。
娘はもう少し小樽を楽しみ、その後再び札幌観光を続けるそうです^^
私たち夫婦はここからニセコ方面へ、再びドライブ旅スタート!
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