一日休日で巡る淡路島ドライブ旅①明石海峡を越えて、SAと民俗資料館で始まる島時間

たった一日の休日を思いっきり楽しみたくて、今回は「一泊二日・淡路島ドライブ旅」を計画しました。

朝8時半、姫路をマイカーで出発。瀬戸内海を横断する明石海峡大橋を渡り、淡路島へ。今回の旅の目的は、SNSで話題の「幸せのパンケーキ」、急成長中の淡路島西海岸の絶景、そして変わりつつある“淡路島観光の今”をじっくりと肌で感じること。

目的地は島の南端「うずの丘 大鳴門橋記念館」や、レトロな街並みが魅力の洲本市。そして宿泊は東海岸のグランアイガ海月のトレーラーハウス。翌朝は朝日を眺めながら、海辺でのお参りやパワースポット巡りをしてからそのまま職場へ直行という、ちょっと珍しい“一日半で巡る淡路島モデルコース”です。

旅のハイライトスポットは以下の通り:


【今回のルート概要】
①【淡路SA】…絶景&軽食で旅のスタート
②【北淡歴史民俗資料館】…淡路島の歴史風土を勉強
③【幸せのパンケーキ】…絶景×ふわとろスイーツ
④【うずの丘 大鳴門橋記念館】…絶景とうずしお玉ねぎスポット
⑤【洲本市レトロエリア】…町歩きと地元感あふれる港町
⑥【グランアイガ海月】…海辺のトレーラーハウスに宿泊
⑦【東海岸のサンライズ】…静かな海辺で朝日を拝む
⑧【安乎岩戸信龍神社】…海辺の隠れたパワースポット
⑨【八浄寺(大黒天)】…願掛けと五百羅漢
⑩【道の駅 東浦ターミナルパーク】…淡路玉ねぎと地元土産を少しだけ


今日の天気は、ちょうど梅雨の中休み。
澄んだ青空と柔らかな陽射し、そして静かな海風が心地よい朝。まさにドライブ旅には絶好の一日です。

さぁ、それでは最初の立ち寄りポイント「淡路サービスエリア」へ向かいます!


1|淡路SAで朝のひと休み

AM10:00、姫路を出て約1時間半。最初の立ち寄りは「淡路サービスエリア」。

淡路SAは上下線が連絡橋でつながっており、明石海峡大橋を一望できる人気スポット。売店やテラス、観覧車もあり、景色とグルメが同時に楽しめます。

平日の火曜日ということもあり、比較的空いていて快適。テラス席で、タコ飯おにぎりとすだちジュースの朝ごはんをゆっくりと。テラスは貸し切り状態で、海を眺めながらゆったり過ごせる贅沢な時間。

観覧車は今日は残念ながら運休中でしたが、それもまた静かな雰囲気にぴったり。


海沿いに現れたカラフルな世界――淡路“西海岸の今”を走る

淡路SAを後にし、一般道へ。岩屋の集落を抜けたあたりから、県道31号線沿いの風景が一変します。

かつては静かな海沿いだったこの道も、今では色とりどりの建物が並び、まるでリゾート地のよう。
ピンクや黄色、オレンジなどのカラフルな建物や個性的な外観の施設が目立ち、「今の淡路島らしさ」がギュッと詰まったエリアになっています。

HELLO KITTYやてんとう虫のかわいい建物、海沿いのテラスカフェにビワ狩りの案内看板――車窓からの景色だけでも飽きません。

10年前の素朴な島の面影とは違った、“変わりゆく淡路島”の今を実感できるドライブタイムとなりました。

淡路SAから20分少々、そろそろ北淡歴史民俗資料館へ到着します。


2|文化に触れる「北淡歴史民俗資料館」へ

資料館は小高い丘の上、少し年季の入った外観が逆に味わい深く、レトロな空気に包まれています。

入館料は大人310円。中に入ると、昭和の空気がそのまま残されたような空間。どこか懐かしく、落ち着きます。

建物に入るとまず目に飛び込んでくるのは、旧北淡町の「だんじり祭り」で実際に使用されていた金綱や、龍が刺繍された豪華な祭礼幕。迫力あるサイズと精緻な刺繍に、思わず足が止まります。

その荘厳な雰囲気と緻密な職人技には、地域の祭り文化の熱量が感じられます。

ここ「淡路市北淡歴史民俗資料館」は、淡路島に関する古文書や古地図、農具、漁具(タコツボなど)や出土品など、約3,500点の資料を所蔵・展示しており、意外にも見応えたっぷり。

施設は全部で3棟からなり、受付のある展示館、考古資料の並ぶ埋蔵文化財収蔵庫、そして江戸時代の農家を移築した保存館(旧原家住宅)で構成されています。

館内の展示は「衣・食・住・年中行事・海事」など、北淡地域の人々の暮らしを多角的に紹介しており、静かな空間でじっくりとその背景に思いを馳せることができます。

奥の展示室には、昭和の暮らしが感じられる日用品や、オールドカメラがずらりと並ぶコーナーもあり、レトロ好きにはたまらない空間も。

また資料館の裏手にある保存館(旧原家住宅)は、兵庫県指定重要有形民俗文化財にもなっており、江戸中期の農家の生活がリアルに体感できます。茅葺き屋根に土間、縁側、囲炉裏など、当時のままの形で保存されていて、靴を脱いで家に上がれるのも嬉しいポイント。

「ちょっと立ち寄るだけ」のつもりが、気づけば50分近く滞在。古墳などは多い淡路島ですが、ここまで中近代の風土文化を知れる施設は意外と少なく、予想以上に良かったです。


次回へ続く:

次回は、絶景西海岸で大人気「しあわせのパンケーキ」へ!お腹も心も満たされる淡路グルメ旅に続きます。

次の記事→「しあわせのパンケーキ」を満喫

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