PM1:00。「幸せのパンケーキ」で至福のひとときを堪能し、再び出発いたします!
ここからは、淡路島の南端にある「うずの丘 大鳴門橋記念館」を目指して、西海岸沿いのドライブを楽しんでまいります。

道のりは約43km。スムーズに進めば1時間ほどでしょうか。
海岸線を走ると、どこまでも続く青い空と海。そして時折現れる小さな集落に入り込んでは、また開けた海辺の景色が広がります。街中では玉ねぎの収穫風景を見かけたり、海沿いには「アワイチ」にチャレンジされている自転車の方々の姿も。走っているだけでも、淡路島ならではの風景に出会えます。
ちなみに淡路島は「淡路市・洲本市・南あわじ市」の3つの市からなっており、西海岸沿いに南下すると、北淡エリア、一宮エリア(いずれも淡路市)、五色エリア(洲本市)、そして西淡エリア(南あわじ市)と、順に進んでいく形となります。
北淡から出発して40分少々。五色エリアを過ぎて南あわじ市に入ると、県道31号線から海沿いの県道25号線へと道を変えます。徐々に道路は狭くなり、集落内の細い道も現れはじめますが、それもまた旅の味わいのひとつ。
そして最南端が近づく頃には、次第に登りの山道に変わり、車窓の景色もぐんと高く広がってきました。
■うずの丘 大鳴門橋記念館へ到着!
PM2:10。「うずの丘 大鳴門橋記念館」に到着です!
まず目に留まったのは、屋上展望台への案内看板。ふと見上げると、まるで団地の5階分ほどもあるような立派な階段が……!これは登ってみるしかありません。
展望台からは、まさに絶景。南側には大鳴門橋がくっきりと架かり、四国・鳴門の街並みまで望めます。
ここ「うずの丘」は標高200mほどの高台に位置しており、見晴らしの良さが魅力。東側の駐車場方面には福浦港の街並みも広がり、ぐるりとパノラマのような風景を楽しめます。
展望台へは階段のみですが、お時間があればぜひ登ってみてはいかがでしょうか。
再び階段を下りて館内へ…と思ったところ、なんと休館日!💦
ただし、敷地内の屋外エリアは自由に立ち入りできるようです。
うずの丘スカイテラス「NARU」
建物の横手に進むと、海を望むウッドデッキの展望テラス「NARU」が広がります。かわいらしい玉ねぎ型の軽トラックや、木の棒「なる」を通して吊るされた玉ねぎ型のハンギングチェアなど、淡路島らしいユニークなデザインが並びます。
広がるパノラマ風景には福良湾や鳴門海峡、三原平野、そして北淡の棚田風景まで表現されており、どこを見ても撮影スポットになりそうな場所ばかりです。
名物オブジェ「おっタマげ!」
さらに奥へ進むと、大鳴門橋を望む高台に、大きな玉ねぎのオブジェが!
その名も『おっタマげ!』
「淡路島は、たまねぎへの愛が、デカすぎる。」というキャッチコピーから誕生した、高さ2.5m・直径2.8m・重さ200kgの巨大オブジェ。撮影スポットとして大人気で、玉ねぎ型のカツラも無料で貸し出されているようです。
他にも、玉ねぎ型のテーブルやUFOキャッチャー風の「玉ねぎキャッチャー」など、見どころがたくさん!
今回は館内には入れませんでしたが、屋外エリアだけでも十分に楽しめる施設でした^^
■洲本の街へ、ちょこっと立ち寄り
30分ほどの滞在を終え、再び車に乗り込みます。今夜の宿へ向かう前に、食材の買い出しを兼ねて洲本市の中心地へ立ち寄ることに。

下道を使って約50分。PM3:15ごろ、洲本市街地にある「イオンスタイル洲本」に到着。食料品などを調達したあとは、少し街並みを歩いてみることにしました。
昭和レトロの風情が残る「レトロこみち」
洲本市の中心部には、古い町家を活かしたカフェやショップが並ぶ「洲本レトロこみち」と呼ばれるエリアがあります。イオンスタイル洲本の南側一帯に広がっており、今も昔ながらの趣ある街並みが残っています。
ちなみにこの一帯には、かつて「淡路鉄道」という路線が走っており、昭和初期には洲本と福良を結んでいたそうです(余談ですが)。
本町商店街「コモード56」
そして、その路地と交差するように続いているのが「本町商店街」。通称「コモード56」と呼ばれるアーケード街です。
長いアーケード街には、様々なお店が立ち並び地産のお店もあるので買い物がてらブラブラするのも良いでしょう。
江戸時代には洲本城の城下町として、また明治以降は紡績業の発展と共に賑わいを見せたこのエリア。昭和の頃には島いちばんの繁華街として栄えていたそうで、今もその雰囲気を色濃く残しています。
また、この商店街では、「たまねぎ早食い選手権」も行われている様で、ギネス世界記録も達成されたそうな😲

近年では、レトロな趣に惹かれて新しいカフェや雑貨店も少しずつ増えつつあり、どこか懐かしく温かい空気が流れています。ゆっくりと歩きながら、そんな島の暮らしにふれる時間も良いものですな~。
次回へ続く:
PM4:15を過ぎ、そろそろ夕暮れ時。ええ時間になってきましたので、本日の宿へと向かうことにいたしましょう。
次の記事→海辺のトレーラーハウスで過ごす、淡路島の非日常ステイ


































