能登半島一周ドライブの旅2日目です。
昨日は金沢駅から雨晴海岸を周り七尾までやってきました。前回の内容はこちら>>
本日は宿泊した七尾市から出発です。
ホテルの朝食を済ませ出発!
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AM9:30
格安レンタカーは少し足回りが覚束ない感じがします。何せ走行距離15万キロの古めのキューブだったのですが、3日間借りて9000円です^^;
本日も頑張ってもらいましょう^^
まずは能登島経由で穴水駅へと向かいます。
七尾湾を見ながら能登島大橋を渡り、約50分のドライブです。
昨日、雨晴から氷見を通って七尾へ入りましたが、能登半島の海岸線は景観が本当に良いです。
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AM10:30
道の駅あなみずに到着しました。
別段用事はなかったのですが、ドライブ休憩で立ち寄りました。
この道の駅は、のと鉄道の現在の終着駅「穴水駅」に併設されてます。
その昔、のと鉄道はここ穴水駅よりさらに輪島方面と珠洲方面へと、合計85kmもの路線が伸びておりましたが、利用客数の減少などで次々と廃線となりバスに切り替わっております。
駅舎には出身力士遠藤関の顔ハメパネルがあったので、つい撮影しました😛
さて、穴水駅を出て次の目的地は九十九湾です。
ここから九十九湾まで、約50分。
穴水からは山道が続きます。山道と言っても里山が広がる綺麗な緑一面の田園や山並みが続く景観の良いドライブです。
本日のドライブは、だいたい1時間ごとに目的地に着くと言う感じで、ゆっくりと進みます。
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AM11:40
九十九湾に到着です。
スマホのgooglemapで「九十九湾」と入力すると、少し寂れたような港へ到着しました。
景色は抜群に良いのですが、停泊している観光船も今は使われていない様子です。
街のお店やレストランもあるのですが、営業されていない様子でした。
地元のおじさんが散歩されておられたので少し話を聞くと、この観光船らは廃船でここ10年ぐらい放置されているのだとか、今は少し先の「九十九湾園地野営場」が今のこの辺りの観光地みたいです。
遊覧船もそこから出ているようです。
と言う事で向かいます。
10分ほど車で移動すれば到着しました。
ここはキャンプ場のようです。
すごい素敵なロケーションが広がります。ここでテント泊もしてみたいなぁ☺️
リアス式海岸に沿って遊歩道が延々と続きます。海水浴や釣り、もちろんテントを張られている方もいました。
さて次の目的地へと参ります。
次は約20分ほどの恋路海岸へ到着しました。
波が穏やかな恋路海岸の由来は悲恋伝説によるものと言われております。
海岸の沖すぐそばに、弁天島と鳥居が浮かび、その先に見附島を望めとても美しい海岸です。
また、恋路海岸から見附島(珠洲市)までの3.5キロの海岸線は、「えんむすビーチ」と呼ばれているらしいです。
恋路海岸から少し北側へ進むと、のと鉄道の廃線跡が見え、美しい緑の田園の中に恋路駅が残ります。
今はこの恋路駅跡から「のトロ」と言う愛称で呼ばれる「奥のとトロッコ鉄道」が走っております。自走式ペダルを漕いで進むトロッコらしいですが廃線跡を再利用した素晴らしいアトラクションですな。
しかし、やはりこの恋路海岸も観光施設、レストランやお店は閉店して少しさみしい感じです。(もしかすれば祝日などは営業しているのかもしれません)
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PM1:00
時刻もいい時間になってきまして、お昼も兼ねて珠洲市の中心地にある道の駅すずなりへ向かいます。
20分足らずのドライブで到着です。
この道の駅もまた、のと鉄道の廃駅跡地を再利用されてます。
珠洲市の「すず」の由来は、いくつかの説がありますが、「鈴」から来ていると言う説があります。
道の駅にはたくさんの風鈴が、涼しげな音色を奏でていました。
駐車場の後ろには、こんな感じでホームや信号機も残っております。
どうやら、のと鉄道の中でも主要駅だったようです。
ホームに立っていると、今にも列車がやってきそうです。
さて、お昼ご飯を食べにきたのでどこかよさそうなところはないものかと探します。朝食を食べてからだいぶ時間が経ってお腹もペコペコです。
そして、ちょうど道の駅から道路側を見ると、
うどん屋さんの看板発見!!
と言う事で、こちらでお昼を取らせていただきます。
お昼時からだいぶん時間経っているにも関わらずかなり混んでます。
この辺りではかなり有名なうどん屋さんのようです。
うどん屋 のんち
結構待ちましたが、その分期待が膨らみます!
ベーコン餅うどんをチョイスしました!
さすがの行列です!本当にうまかったです!讃岐うどんがベース、コシがとてつもなく素晴らしかった!
ごちそうさまです!
お腹も満たされたところで、次の目的地へ出発です。
ほぼ、能登半島の端っこまでやって来てますが、奥能登の最果て珠洲岬へと向かいました。
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PM2:10
到着いたしました!
珠洲岬は聖域の岬とも言われており、かの有名な高級旅館「ランプの宿」がある事でも有名です。
こちらがランプの宿。
我々は見るだけーの宿ですが、本当に景色が良いです。
スカイバードという展望台がありますが、有料でしたので行きませんでした。
この四角い穴から望んでみます。
聖域の岬からの景色を望めました。
この奥能登最果ての珠洲岬は、富士山、長野県の分杭峠に加え日本3大パワースポットとしても有名です。
パワーをいただいて再出発です!
ここからは、本日の宿泊地輪島へ向かいながら、名所を辿っていきます。
ドライブ休憩がてら立ち寄ったのは奥能登塩田村。
運転しながら思っていたのですが、塩田と呼ばれる塩づくりをしている海岸が目立って来ました。
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PM3:10
道の駅すず塩田村がある奥能登塩田村へ到着。この道の駅は塩田の資料館もありまして塩づくり体験もできるみたいでした。
能登半島の北側の海岸は寒流と暖流が重なり合う海域で、プランクトンが発生しやすくかつ、流れが早いため綺麗な海水が保たれるのだそうです。そのため塩田が盛んなのですね。
海岸の岩肌は大きな一枚の磯に、荒波で削られた凹凸模様を織り成してます。
険しい日本海の荒波を感じます。
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PM3:40
続いて、日本の棚田百選に選ばれている白米千枚田へやって参りました。
いやー!
の一言です。絶景ですーこの棚田。
その名の通り約1000枚の棚田が日本海へと続く壮大な景色です。
日本の原風景はやはり美しく映りますね。
整然と並んでいませんが、アナログ的な黄色いフレームライン中の緑、日本海と地平線から空の青との色彩構成が目に響きます。
駐車場は道の駅もありまして、地元で収穫された野菜たちが顔を並べます。
ところで、能登半島をドライブしながら気づいたのですが、「ポケットパーク」と名がついている道の駅や観光名所が多いように思ったのですが、その名の通り規模の小さな公園という意味だそうです。
個人的には白米千枚田はポケットパークという名は勿体ないような気がしますが😓
さてでは、このまま輪島へと向かいます!
宿へ立ち寄る前に、少し夜の晩酌のお供などを買おうと、立ち寄りました。
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PM4:30
旧輪島駅跡。現在は輪島バスターミナルです。
のと鉄道輪島線の終着駅であった、旧輪島駅にやって来ました。
輪島は能登観光の顔とも言われてましたが、鉄道の廃止により直通列車がなくなったのもあり、今ではやはり能登といえば和倉となってしまっているような気がします。
廃線が決まった当時に今のような外国人観光客が日本に押し寄せていれば、もしかしたらのと鉄道も生き残っていたかも知れないと思ってしまうのはオイラだけでしょうか。
このように、のと鉄道の名残があちらこちらに残っておりました。
今回、のと鉄道と言う路線は詳しく知りませんでしたが、この地を訪れて詳しく知ることができました。
あ、、そして今日の晩酌のお供などを買おうと思ったのですが、急いで回ったせいか売っているのを見つけられなかったぁ😓
さて、という事で一旦、本日の宿へと向かいましょうか。