奥会津、湯野上温泉を出発して向かうのは会津若松方面へ。
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東北旅 大内宿~湯野上温泉編は こちら>>
約40分少々のドライブです。山間を抜けると会津盆地へ出ましてのどかな田園風景を北へ進んで行きます。
- AM10:30
飯盛山へ到着です。
会津の中心地より少し東側にあたる小高い山です。
標高314メートルの小高い山はスロープコンベアと言う、階段のないエスカレーターのような物で楽に登ることができました。
確か200円だったと思います。運動不足を気にしているのにもかかわらず、楽を選んでしまいました^^;
飯盛山の見どころはこのようになっておりまして、有名なのは白虎隊の自決の場ということですね。
明治維新、戊辰戦争で戦った会津藩の少年兵「白虎隊」19名がここ飯盛山で自刃された。
僅か150年前の事です。
会津城が燃え盛る姿を目にた若い志士たちは、城が落ちたと思い自決。この地には白虎隊十九士の墓があります。
こちらは、イタリー記念碑。
1928年に、白虎隊士をたたえて当時のイタリアの首相ムッソリーニから「ファシスタ党と白虎隊は、一脈相通じるものがある。」という事で寄贈された石碑です。
展望所へとやって来ました。会津若松の街並みが一望。
気高い山々に囲まれた盆地の真ん中に鶴ヶ城を望みます。
天守がくっきりと浮かんでおりました。
さて、この飯盛山でオイラが最も訪れてみたかった場所へ向かいます。
それは、さも不思議な建築物。
これです。
さざえ堂と呼ばれる「ブラタモリ」でも有名になったお堂。
円通三匝堂(えんつうさんそうどう)と呼ぶのが正式らしいですが、1796年建立された西国三十三観音菩薩を安置した六角三層の観音堂です。
さざえの殻に似ている建造物なので一般的に「さざえ堂」と呼ばれています。
お堂の高さは16.5m。当時としてはかなり大きな建造物だったのは間違えないでしょう。
内部も見学することができます。確か400円でしたかね。
ではお参りして、いざ入堂いたします。
まず、古い木造のスロープと少々低い天井が印象的です。
木造のスロープが螺旋状の通路となって、登って行って下りてくるという構造。
ところどころ板の隙間から光が漏れるのも「いとをかし」です(*^_^*)
不思議な二重螺旋のスロープを歩いて上がります。
もともとレオナルド・ダ・ヴィンチが発明したとされる二重螺旋図が江戸後期の日本へ伝わりこのような建造物のアイデアが伝わったのではないか、と言う説があります。
ダビンチのスケッチにもこの二重螺旋を描いたものがありますが、建物として実在するのはさざえ堂のみ。
上りの人と下りの人がすれ違うことなく一方通行で巡れる世界にも例のない建築で、国の重要文化財に指定されています。
西国札所の三十三観音像が祀られていています。一巡すれば、西国観音札所の巡礼を終えたことになると言われています。
堂(どう)でしょう ^^;
浪漫が詰まった建築物ではないでしょうか!
という訳で、今回の旅2番目に訪れてみたかったさざえ堂を堪能しまして飯盛山を降りて行きます!
ちなみに下りはスロープコンベアはございません(汗
次の目的地に急ぎますので、小走りで降ります。
つづいては猪苗代湖と磐梯山をきれいに望める湖畔へと車を進めます。
少しスムーズにはいけない場所なんですが崎川浜(サッカハマ)と言うキャンプ場へ向かいました。
- PM0:10
到着しました!
人っ子一人いないめっちゃ静かな湖畔です。
猪苗代湖は、日本で4番目に大きな湖です。琵琶湖、霞ケ浦、サロマ湖に次ぐ面積を誇ります。
そして全国でも有数の標高の高い湖で、その標高は514mに位置します。
浜辺はキャンプ場になっているのですが、この時期は誰一人いません。聞こえるのは風の音とハクチョウの鳴き声だけです^^
この猪苗代湖は冬の終わり、白鳥の渡来地としても有名です。雪がかる磐梯山をバックに壮大な湖面とハクチョウです。
たくさんやって来て、近づくと少し距離を保って離れますがまたやって来ます(*^_^*)
白鳥たちは春先この湖でしばらく休んで旅立つのですね。
いやーだいぶ長居してしまいました。。。
今回の旅で一番時間を忘れて、ボケーとできました(*^_^*)
- PM1:10
帰りの新幹線の時間がございますので、ここからは少々急ぎます!
帰りは猪苗代湖の北側を通り、約一時間弱のドライブ。
帰りの新幹線は15時出発です。それまでにレンタカーを返却し切符を手配しないといけません^^;結構ギリギリ。。
と言いながら、猪苗代湖インター横の道の駅で色々見て回る(汗
旅の最後なので急いでいるにもかかわらず土産モンを買ってしまいます^^;
- PM3:00
レンタカー返却し、本当にギリギリ無事郡山駅に到着しました!
ここでレンタカー会社から電話があり、「ETCカード忘れてますよ」と言われ(+_+)
やっちまいましたが、後日郵送で送っていただきました(有難うございますm(__)m)
やはりバタバタすると何か忘れる(汗
ここから、東北新幹線→東海道山陽新幹線を乗り継ぎ5時間かけて播州へと帰ります。
今回の旅もいい旅でした!
今度はどこへ旅立とうかな!!!