秋の姫路城探訪2020(前編)

今回は秋の姫路城へ訪れてみました。(2020年11月17日訪問)

姫路城は近場の観光地という事でいつでも行けるからと思い続けて、実は入城することは今回初めてになります。

その前にちょうどお昼時です。軽くお昼ご飯を食べてからにしましょう。

姫路城の向かい側にある「たまごや」さんで頂くことにいたしました。

かつての家老屋敷跡のお土産物屋さんと並んで営業されている、たまごかけご飯が美味しいお店です。

生卵、ご飯はお代わり自由と言うかなり太っ腹なお店です^^たまかけ飯(680円)と焼きあなごを頂きました。

お代わりしてお腹いっぱいになりました♪ご馳走様です!

さて改めて姫路城探索へ出発!

●大手門から三の丸広場

姫路城内へ入る堀から大手門へと渡る桜門橋を渡って参ります。着物を着て写真撮影をされている方も見られました。

桜門橋は江戸時代になって架けられた木橋で、現在のものは発掘調査で出土した橋台の遺構を活かしながら、江戸時代の木橋をイメージして築いたものです。

また、ぐるりと囲む堀から和船へ乗って姫路城を見物することもできます。

大手門を潜れば三の丸広場に着きます。

ここまではこれまで何度も訪れたことがあります。

春は桜が綺麗な名所でもあり、お花見客でにぎわいを見せます。

姫路城撮影スポットとしてもメジャーな場所ですね。

三の丸広場から西側へ少し高台へ移動すると三の丸御殿跡へ到着します。

姫路城三の丸の高台にある千姫ぼたん園のある場所が三の丸御殿の跡(本城)です。

元々ここ三の丸には、3つの御殿で形成された御殿群だったのでして、藩主の公務に使われる御殿(本城、上屋敷)、別邸の向屋敷御殿(下屋敷)、本多忠刻と千姫が新婚生活を送った武蔵野御殿がありました。


三の丸御殿(本城)の東にも数寄屋造りの向屋敷御殿があり、明治時代に陸軍の用地として取り壊されてから現在は芝生が広がる広場(三の丸広場)となっています。

さて、ここから先は入場料がかかりまして人生初の姫路城内となります。楽しみです(^^♪

●西の丸

入場料大人1000円(子供300円)です。

チケットを購入しすぐに菱の門へ到着いたします。

城内は順路が用意されてまして、菱の門を抜けると、「い」「ろ」「は」の門を抜けて天守閣へ直行するルートと、西の丸をから回る散策ルートへ分かれます。

せっかくなので、西の丸へ登ります。

西の丸は、百間廊下(正式には長局)が見どころです。

千姫のために建てられた化粧櫓から続く長さおよそ300mの長廊下を散策してまいりましょう。

城内は靴を脱いで袋に入れて移動いたします。

ワの櫓を入ると急な階段を登り、まず目につく「石落とし」

防御用開口部として設置されている石落とし。

下方に開口し、おもに真下方向にいる標的を攻撃する用途で使われ、普段は蓋をして、使用時に蓋を取り除いて文字通り石などを落として攻撃します。

城壁に四角や三角の穴が開いている「狭間」は前方向の敵を攻撃するのに対し、真下からくる敵を攻撃します。

ワの櫓からレの渡櫓を通りヲの櫓へ進みます。

城の西側の堀に沿って建つこれらの櫓には、狭間や石落としが並びます。

途中、「廊下の大戸」と呼ばれとても大きな扉があり、女性が暮らす百閒廊下。

女性を大切に扱われた象徴です。

昔の姫路城図がありました。三の丸以外は現在とほぼ変わりません。

大火や空襲などにも見舞われずこれだけ多くの歴史遺産が現存しているのはすごい事ですね。

大火や空襲に見舞われなかった事の一つに姫路城の特徴でもある白い城(白鷺城)が関係している事が挙げられると言われております。それはまた後程記したいと思います。

さて長く続く廊下と、各櫓の急な階段を登ったり下りたりしながら進みます。

この様な廊下の片側には大小の間取りの部屋が各続きます。

各部屋は、様々な資料展示が行われており、姫路城をいろいろ知りながら進んでいくことが出来ます。

化粧櫓へ到着しここまででもかなりボリュームのある探索でした。

化粧櫓で靴を履いて、外へ出ます。

外へ出ると、大天守が目の前です。

はの門へ続くこの回廊はよく、時代劇などでも見る風景です。

方向を少し南に向けて、ろの門。

敵が攻め入った時、各々城門内に一旦囲って纒て攻撃すると言う箇所が、姫路城は全て現存しております。

さて、天守閣はもうすぐそこです。

続く

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