北海道半周ひとり旅①【釧路ー釧路湿原ー摩周湖-知床斜里】

仕事三昧だったゴールデンウィークが終わりまして、私も少し遅れて静かな連休を頂く事にいたしました。

今回はなんと丸々4日間と言う貴重な時間をとる事ができまして、滅多にない旅程を立てようと北海道旅を計画しました!

まずは飛行機で釧路へ降り立ちます。レンタカーで道東エリアから道北エリア 日本最北端宗谷岬を経由し、ぐるりと道央旭川から富良野を回って札幌を目指すと言う、総走行距離1100キロのドライブ旅を計画しました。

丸4日ありますのでこの距離を何とか観光もかねて回ることができる行程が立つだろうと思います。

出発時点では大まかなルートだけを考えて出発いたしました。

どうぞよろしくお願いします。

◇AM7:30 姫路から関西空港へ

姫路駅から新幹線で新大阪へ。こだま号はガラガラでした。

約30分で新大阪へ到着です。早い!

新大阪からは特急はるかに乗車して関西空港まで向かいます。

新幹線から在来線特急に乗り継ぐ場合、乗り継ぎ割引が適用される路線があり、今回は新大阪ー関西空港間の特急料金が半額になりました。

関西空港へ到着しました。今回はLCCピーチを利用します。

ピーチの離発着は第2ターミナルになり、第1ターミナルからバスに乗車し移動。電車で来た場合割と時間がかかるんですよね。なお、自動車の場合は第二ターミナルの前に駐車場があります。

どんよりした天候の関空を飛び立って一気に青空の広がる雲の上へ到達。2時間弱のフライトの間、具体的な旅のルートを考えます。

事前に3泊4日の宿泊地のホテルのみ予約していたため、一日目の宿泊地となる知床斜里までの予定だけを考えた後すっかり寝てしまう💦

◇PM1:15 釧路空港に到着

目覚めると東北地方上空あたり、と言う訳で一瞬で釧路たんちょう空港へ到着いたしました。

釧路空港は北海道の中では4番目に旅客数の多い空港で、1日24便が離発着しています。

また、釧路市中心部より北西に約20km、沿岸からは5㎞ほどの内陸丘陵地帯に位置しています。太平洋の親潮の上で南風が冷やされることから、とくに夏場は霧などの天候影響を受けやすい空港です。

ここからはレンタカーでの移動となり着陸直後の混雑を見越して、先に空港内でお昼ご飯を済ませることにいたしましょう。

空港3階にある、和食・拉麺 北斗さんで味噌ラーメンを頂きます。

うまい!何となく北海道と言えば味噌ラーメンが食べてくなって注文しました。

ピリ辛の味噌スープがたっぷりで、おなか減っていたので飲み干すとその後喉が渇きまくりでしたが美味かったです!ご馳走様でした。

空港の入り口には、ヒグマのモニュメントがあり北海道へ到着した事を実感します。

空港正面は駐車場になっており、通り抜けた道路の向かいにすぐトヨタレンタカーがありました。今日から4日間お世話になるレンタカーを借りることにしましょう。

◇PM2:00 釧路空港から釧路湿原へ

さて、レンタカーを借りましてまず向かうのは釧路湿原です。

釧路湿原はかなり広いのですが、あちらこちらに展望所などがあります。

立ち寄ってみるのは、本日の宿泊地、知床斜里までの道中にあたる細岡展望台です。約50分40㎞の道のりです。

広大な釧路湿原の南縁を真っすぐに走る「釧路湿原道路」を進んで行くと、ほとんど車の往来が無い北海道らしいドライブを実感します。

50分のドライブを経て、細岡展望台に到着しました!

JR釧網線の釧路湿原駅からも立ち寄ることが可能な、別名「大観望」とも呼ばれる展望台です。果てしなく広がる釧路湿原の雄大なスケールを一望できます。

国立公園に指定される釧路湿原は立ち入りを厳しく制限されていますが、この様に湿原を見渡せる展望台は幾らかあり、中でも最もポピュラーな展望台です。

北海道の5月は、雪解けが始まった春の始まりですから、サバンナのような黄色一面の湿原が広がります。

春が終わり初夏になると黄色一面から緑一面に移り変わり、さらにガラッと変わったパノラマが広がるのでしょうね。

広大な釧路湿原の大きさ 総面積は220.7㎞²とピンとこないほどの広さですが、東京ドームで言えば3900個ほどの広さ。これでもピンと来ないですねw 東西25㎞、南北36㎞に広がり東京の山手線が軽くすっぽりと入ってしまう大きさ。

国内では他に類を見ないまさに北海道らしい景観を見ることができました。

◇PM3:20 摩周湖へ向かう

さて、釧路湿原の広大さを満喫し次は阿寒摩周国立公園を目指します。

約1時間半、70㎞の道のりです。

阿寒摩周国立公園は北海道で有名な湖、阿寒湖、屈斜路湖、摩周湖の3つのカルデラがあり、火山と湖が幾つも近接している地形で、すべて訪れることは時間的に無理そうです。

と言う事で、日本で最も透明度の高い湖である摩周湖を訪れてみることにします。

国道391号線を弟子屈町から東へ折れると段々標高が高くなってまいりまして到着しました摩周湖第一展望台。

到着した時刻は午後4時50分ぐらいで、駐車料金500円とられましたが売店などは閉まっており、観光客も誰一人いませんでした。5時になると駐車場代の人がいなくなり無料となるみたいです💦しまったぁ。もうあとほんの少し遅めに来れば無料だったのか、、、とケチ臭い事考える46歳のおっさん( ;∀;)

ここ第一展望台は3つある摩周湖の中でも大きな展望台となっていて最も摩周湖をいい感じで望むことができます。

かなり広い展望台で標高は550mと少し高いためぐっと寒くなります。

写真の小さな島は、摩周湖唯一の島であるカムイシュ島です。湖面から31mだけ頭を出す小島ですが、実は水面下には200m以上の裾野が広がる火山です。

さてここ第一展望台はこの時間は閉まっていましたが、レストハウスがあり、時期によれば駐車場もツアーバスが並ぶ盛況ぶりだそうです。
ここまで通ってきた道道52号線は表摩周の周遊道路になっていますが、冬季(11月上旬〜4月下旬)は摩周第一展望台からこれから訪れる摩周第三展望台を経てJR川湯温泉駅近までが通行止めになるため、冬の摩周湖を望めるのもここ第一展望台になります。

第一展望台から3キロ程北上すると、さらに標高が高くなる第三展望台へ到着します。

3つある摩周湖の展望台のなかで一番標高が高い展望台です。小さなパーキングがあり展望所からは北向き右手に摩周湖、左手には屈斜路湖、硫黄山、藻琴山などの眺望が広がり360度のパノラマが展開しています。

この時間は屈斜路湖が夕日に染まり美しい夕暮れの阿寒摩周国立公園を一望できました。

◇PM5:40 知床斜里へ

さて時計はいい時間を指しています。

ここからは寄り道せず本日の宿知床斜里を目指します。

約60キロ一時間ぐらいでしょうか。

途中野上峠を越えたあたりでしょうか、ふと車を停めました。

なんとキタキツネを発見。普通にこの様に動物が道を走っているんですね。車を全く恐れません。

今回の旅は3回キタキツネに出会いました。ルールルルと叫ばなくても見れるときは見れるのですねw

いやーあっという間に時間は経ってしまいます。

野上峠を下りてくるとオホーツク海沿岸まで広がる斜里平野への道路と景色に圧巻です。

この辺りは夏冷涼のため水田はほとんどなく、ジャガイモ、テンサイ、豆類を中心とする畑作と酪農地帯です。


遠くに斜里岳を望み、一辺500mの碁盤の目状に延々と続く真っすぐな道路と耕地防風林が整備された開拓村が広がります。壮大で北海道らしい景色に夕日が相まって、今回一番美しいドライブだったかもしれません。

さて午後7時になりました。真っ暗になる前に何とかホテルへ到着することができました。

今回お世話になるホテルはルートイングランティア知床です。

部屋からオホーツク海を一望できるのが良い!

天然温泉もあるので、とりあえず部屋でビールを頂き一風呂浴びます♨

ホテルの横がJR知床斜里駅です。食べ物屋さんも割とあるようで安心しきっていましたが、この日は全く開いていません💦と言う事で夜ご飯はお向かいにあるセイコーマートで購入いたします。

北海道名物、豚丼とやきとり。北海道ではやきとりとは豚串の事を言うらしいです。

と言う訳で、豚×豚ディナーとホテルからの景色をアテにビールが進みます🍺

オホーツク海岸線の奥に見える街並みは恐らく網走の風景でしょう。

長かった一日ですがあっという間に終わってしまいました。しかし明日は今回の旅程でも一番の長丁場ドライブになりそうですので、今日は早めに就寝するとしますzzz

▲動画でまとめましたので良ければご覧くだされば幸いです


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次回「斜里~宗谷岬」へ続く>>北海道半周ドライブひとり旅その②

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