
令和5年11月28日、オレンジフェリーの関西航路(神戸―新居浜・東予-大阪)を利用した、ひがし愛媛2泊1日弾丸ポタリング(折り畳み自転車輪行)の旅をご紹介いたします。
今回の記事では愛媛東予港から大阪南港までのオレンジフェリーに乗船の様子をご紹介いたします。
その①→貨物フェリーおれんじホープに乗船
その②→愛媛の離島 新居大島探索
その③→秋の別子銅山を歩く
◆PM5:30 小さな無人駅に降り立つ
夕方ラッシュの超混雑した一両編成の電車から下車した駅は、一面一線の無人駅です。

これから乗船するオレンジフェリーの港から一番近い駅が、ここ予讃線の玉之江駅という事で、
ここから再び自転車組み立てて出発。

フェリーが出航する東予港までは約4㎞弱です。途中コンビニに立ち寄って向かっていくことにいたします。
日が落ちて真っ暗な中進んで行きます。慣れない暗闇のサイクリング。50歳手前のおじさん二人には中々過酷💦老化してきた視力は暗闇に特に弱いです~
そして東予港までの道のりは、車の通りも非常に多く結構気を遣うサイクリングでした~。
という事で、ゆっくりとまいりましょう。
◆PM6:30 東予港に到着
しかしまあ、乗船1時間前と言うかなり早い時間に到着しました。
乗船は8時からなので先に手続きだけ済ませておくと致しましょう。
オレンジフェリーの東予ー大阪航路は全室個室となり、料金もそれほど高くありません。
今回は窓付きのシングルデラックスを選びました。ウェブ予約でしたら1万円以内で乗船できます。
東予出航が22時で大阪南港到着が6時と、8時間の航海時間となりますが、
乗船は20時からでき、下船も翌朝8時までOKなので、最大12時間のゆっくりした船旅を満喫することが可能なんです。

さて、自転車を片づけたり、写真を撮影したりしているとすぐに乗船時間となりましたので乗り込みます。
◆PM8:00 おれんじえひめ乗船
乗船するとまずは、4階インフォメーションでルームキーを受け取ります。

まずは客室へと移動。




シングルデラックスと言う、一人個室ではランクの高い部屋を選びました。
大きな鏡付きのテーブルと洗面台があり、ベッドの奥にはテレビが備え付けられています。そして船窓があり、夜景を楽しむことが出来るのはとても大きなポイントです。
シングルと比べ2,000円ほど高いですが今回は自転車と言う大荷物も有り、せっかくの船旅を満喫したいのでこちらを選びました。
なお、このシングルデラックスは追加料金を支払えば、自転車を折りたたまずそのまま乗せることが出来るマイバイクステイと言うサービスもあります。

船内は4階に、客室の他、レストランやキッズスペース、授乳室などがあり、5階に大浴場、シャワー室、ゲームコーナー、マッサージチェアー、ペットルーム、ラウンジがあります。
エントランスは吹き抜けになっており、開放感と高級感があります。そして6階にはスカイラウンジがありソファーでくつろげるスペースがあります。
この日は平日の火曜日で乗客がとても少なく、ラウンジなどもガラガラですのでゆったりと過ごせそうです。
さてオレンジフェリーの楽しみは、レストランです!
レストランで美味い酒とアテを堪能
部屋へ荷物を置きに行った後はレストランへやって来ました。
今回はこのレストランが楽しみで乗船したと言っても過言ではありません。
オレンジフェリーのレストランは、美味い事で有名です。そしてお酒のラインナップが豊富ということでございます!
また、フェリーよくあるバイキング形式ではなく一品一品注文するスタイルですので、小食派の人や お酒にアテをちびちび食べたい等と言う方にはぴったりです。


レストランに入ると、日本酒、焼酎、ワインの陳列がズラリ~(*‘∀‘) (この陳列の中から日々セレクトされているようですので、全部が揃っているわけではないようです。)
この他ビールはもちろんハイボール、サワー等、ご当地酒も豊富に選べます。
レストランの座席テーブルは3区画ほどに分けられており、落ち着いて食事ができるようになっています。
カウンターには豊富なお酒が分かり易く選べるように案内されているので、これは呑兵衛おじさんの我々にはありがたいですな~
食事メニューの方の写真を撮り忘れていましたが、食事の方も豊富に選べます。
一品ずつ選んでお会計を済ませる方式です。
とりあえずアテとビールを注文しました。
カキフライは注文してから揚げてくれるので熱々がいただけます。そして値段の割に量も多い!
味はその辺の居酒屋よりも全然美味い!
特に鮮度の高いカツオのたたきは酒のアテにピッタリです。
ビール→日本酒→芋焼酎→ご当地酎ハイと、美味しいアテと共にお酒を堪能しておりましたら、いつしかフェリーは東予港を出発しておりました~🚢
レストランの営業は、20:00~23:00で、ラストオーダーが22:30です。
気付けば22時半。お腹もいっぱいになり、大浴場で一風呂浴びてまいります♨
貸し切り状態の大浴場を満喫
と言う訳でレストランを満喫し、大浴場へやってまいりましたが、この日は乗客が少なく大浴場も貸し切り状態でございます。




ジャグジーとマッサージバブルの浴槽があり、30分ほどゆっくり満喫させていただきました~♨
◆PM11:30 船内を探索
お風呂を堪能しまして、少し船内を歩いてみましょう。
大浴場を出て同じ階にマッサージコーナーがありましたので、ここで旅の疲れを癒します。
マッサージコーナーの斜め前にはゲームコーナーがあります。ちょっと遊んでみようかと思いましたが風呂上りの暑さで、火照った体を冷ますためデッキへ向かう事にいたしました。
6階スカイラウンジからデッキ甲板へ出てみますと、涼しい風と瀬戸内の夜景が広がります。

いやー気持ちいい~
恐らく現在、香川県の荘内半島沖を航海中です。瀬戸内航路は陸地が近いので夜景楽しむことが出来るのでいいですね。
時刻は0時。そろそろ、寝るとしましょう。
◆AM6:00 起床

翌朝6時になると大阪南港への到着放送が流れます。ただ下船するのは8時まで大丈夫なので後2時間うとうとzzz
8時になると再び放送が入り下船です。
◆AM8:00 下船
2度寝した為いつものフェリー泊よりもなんだかぐっすり眠れた気がしました。
下船後タラップを渡り長い廊下を進みますと、門司からやって来る名門大洋フェリーの乗船口と繋がりました。
さて、自転車を組み立て出発準備。
波止場の先を見ると、オレンジフェリーの隣に8時30分着の名門大洋フェリーが入港してまいりました。
名門大洋フェリーは、北九州新門司と大阪を結ぶフェリーで、1便2便があり遅い便の2便が入港してきています。
しばらくボーっと朝のフェリーターミナルを眺めます。
さて、ここからは車を停めている駐車場まで行って、2台分の自転車を積み込み神戸六甲アイランドの駐車場へと向かいます。

阪神高速湾岸線を六甲アイランドへひた走ります。
六甲アイランドの駐車場で友人と別れ、さあ、今日はこのまま仕事へ直行です^^
今回はおれんじフェリーを利用した、たった一日の休日を満喫するひがし愛媛の旅でしたが、とても面白く充実した旅になりました。
睡眠している間に移動する手段は夜行バスなどもありますが、フェリーは移動の手段とするだけでなく宿泊する楽しみが兼ね備わった魅力ある公共交通だと改めて思いました。
また次回も近いうちに旅立ちたいと思います^^
最後までお読みくださいましてありがとうございましたm(_ _)m
前回までの記事はコチラ→ひがしえひめ旅その① ひがしえひめ旅その② ひがしえひめ旅その③
































