今回は四国を旅します。GW令和6年4月29日から5月1日の3日間で四国4県をぐるっと回って行きます。

総距離790㎞、通常の乗車券特急券を利用すれば約30,000円ほどかかりますが、この旅ではJR四国ツアーが販売するお得な企画きっぷの「バースデイきっぷ」を利用し鉄道で回って行きます。

この乗車券を利用すれば一人12,000円で巡ることが出来ます。
今回の旅では鉄道を乗り尽くす旅ではなく、四国各地の観光地を歩いたり自転車を利用したりしながら夫婦でゆっくり楽しんで行きたいと思っております。2泊3日程度で四国を鉄道で移動しながら旅するのであれば、かなりお得な料金になるのは間違えなさそうですね!
それではどうぞよろしくお願いいたします^^
~おしながき~
- バースデイ切符とは?
- 児島駅出発 AM6:55
- 高松駅で朝メシ AM7:35
- 徳島駅前を観光 AM9:39
- アンパンマン列車で徳島駅から大歩危駅へ向かう AM12:00
- 大歩危駅で途中下車 PM1:50
- 高知駅で途中下車(はりまや橋・ひろめ市場へ)PM3:40
- 居酒屋あしずり号で高知から中村へ PM5:11
- 中村に到着 PM7:09
バースデイ切符とは?
まず、今回利用するバースデイきっぷとは何ぞや?
このバースデイ切符は、JR四国が数あるツアー乗車券を発売している企画きっぷの一つで、名前の通り誕生日の月に利用できるきっぷです。主な利用条件は、誕生日月の初日から月末までを出発日に指定して3日間利用可能になります。
そして、料金が12,000円でJR四国全線と土佐くろしお鉄道、JR四国路線バスが全て乗り放題となり、さらには特急の自由席も乗り放題です。また、お連れ様は3名までご一緒に購入でき、大変お得なきっぷです。(例えば児島から松山まで特急自由席往復すると12540円かかります)
なお、この度期間限定で販売されているJR四国のチケットアプリ「しこくスマートえきちゃん」で利用できる「四国あちこちきっぷ」も同様な内容で13000円と大変お得です。ただしこちらは4月26日~5月6日は利用不可です。
という事で、出発日の今日はGW真っ最中ですから、このバースデイ切符を使って四国を満喫していきたいと思います!
児島駅出発 AM6:55
早朝児島駅に到着し、今回の旅はここ児島から出発です。
マリンライナーに乗車しまずは高松を目指します!
早朝の瀬戸大橋からの車窓を楽しみながら30分少々の乗車で高松へ到着です。
高松駅で朝メシ AM7:35
高松から徳島方面へと乗り換えますが、高松では約50分の乗り継ぎ時間があります。一先ず50分で朝ごはん食べようと途中下車いたします。高松と言えばササっと食べれるうどん。
駅前は再開発が進み、高層ビルや駅ビルが立ち並んで、都会的な雰囲気にガラッと様変わりしました。
駅中にも、連絡船うどんのうどん屋さんがありましたが、再開発と共に閉店となってしまったそうです。
という事で、駅から徒歩一分の「めりけんや」さんでいただく事にしました。
結構並んでましたが、回転が速いため待ち時間はすぐです^^
私は醤油うどん、嫁ハンはぶっかけをチョイス。手早く完食して、再び駅へ戻りましょう。
駅に着けばまだ15分もありました。やはりうどんは回転が速い!お腹いっぱいになり、続いては高徳線の特急うずしお5号に乗車。
高松ー徳島間を走る高徳線は、特急列車は毎時1本程度走りますが、普通列車は極端に少ない区間があります。特に引田ー板野間の普通列車は1日7本程度と過疎区間も存在します。
と言う感じですが特急うずしおはこの日は5両編成で、自由席もそこそこ混雑しております。
徳島駅前を観光 AM9:39
約1時間10分の乗車を経て徳島駅に到着です。
徳島駅の地下街は徳島駅バル横丁と言う、飲食店街やお土産屋さんが広がっており、その一角にコインロッカーがありますのでスーツケースを預けて身軽観光と行きましょう。
さて、徳島駅はJR四国の中でなんと第二位の乗降客数を誇る駅であり、一位は高松で、松山・高知を抑えて非常に多くの人が利用する駅です。
そんな徳島駅に立ち寄ったのは初めてで、駅から観光できそうなスポットはどこかなと調べると、歩いて15分程度のところに「阿波踊り会館」と言う面白そうな施設があります。
徳島では次の乗車予定の列車待ちで2時間以上ありますので、ちょうどいい観光が出来そうです^^行ってみましょう。
駅から大通りが伸びており、歩いてまいります。
駅前通りは、何となく地方都市特有の昭和レトロな雰囲気があり、旅に来ているなぁと言う印象を感じます!
ただレトロ感と同時に駅前の商店街はシャッター街感が感じ取れます。これは明石海峡大橋の影響で、神戸・大阪などへのショッピング客の流出によるものだと思われますがどうなのでしょうか。少し複雑な気分になりながら通りを歩いて行きます。
そんなこんなを考えながら歩いて行くと大通りの終点へたどり着きまました。大通りの終点には大きな山があり、これが徳島市のシンボル「眉山」です。阿波おどり会館からロープウエイで山頂へも行けるようで、まずは眉山へ向かう事にしました。
料金は、阿波おどり会館の入館料と眉山へのロープウエイセットで1130円でした。
ロープウエイは15分間隔で運行しております。乗車して約10分しないうちに山頂へ到着です。
標高290mの眉山ですが、ロープウエイ駅前の展望台の峰が広く山頂と呼ばれており、ここは標高277mです。
景色は徳島の街並みが一望でき、鳴門大橋や淡路島までが望めました。天気が良ければ紀伊半島まで望むこともできるようですね。
その他、太平洋戦争戦没者を慰霊するパゴダ「ミャンマー式の仏塔」や公園が広がり、車でもアクセスは可能です。
眉山からの眺望を満喫し、続いては阿波踊り会館へ行ってみましょう!
阿波踊り会館5階のロープウエイ駅から3階へ降りますとすぐに阿波踊りミュージアムにたどり着くことが出来ます。
こちらは、映像や資料などで阿波踊りの歴史文化などを知ることが出来るミュージアム。
資料館で写真撮影がOKとの事、これが今の時代とてもうれしいです。写真撮影不可という事で選択肢から泣く泣く消えるスポットが多いですので。
ミニチュアは、昔の街並みから緻密に表現されていて見入ります。
その他、かなりの数の日本人形で阿波踊りを表現されていたり、お囃子の楽器の展示など見るに尽きません。
太鼓の達人のような、阿波踊りのリズムに合わせて締め太鼓をたたくゲームがあるのですが、これが非常に難易度高い^^;やってみますが乗れないリズムが館内に響き渡ります💦
さらにはVRで阿波踊りをバーチャル体験でき、あっという間の2時間でございました!
アンパンマン列車で徳島駅から大歩危駅へ向かう AM12:00
さて、余裕かましていた2時間半でしたが、駅まで戻ってきますといい時間です。次の特急剣山5号を乗り過ごすと今日の行程がほぼ狂ってしまいます。
続いては徳島線に乗車。吉野川に沿って四国の真ん中へ突き進むような路線です。特急発着も高徳線に比べ格段に少ないです。
この日は2号車にアンパンマン車両が連結されていてお子さん連れのファミリーが楽しそうに乗車していました
ここから阿波池田までは1時間20分ほどの乗車時間です。先ほど徳島駅バル横丁で購入したお酒などを飲みながら車窓を楽しみます。これが鉄道旅の醍醐味ですな。
特急剣山は急行並みに停車駅が多く、お客さんの乗り降りも割と見られます。
乗車して約40分少々川田駅を過ぎた辺りでようやく吉野川が見えて来ます。徳島線は吉野川に沿って西へと進んできます。
穴吹駅に到着し駅前はちょっとしたビルが目立ちます。徳島線の主要駅で多くの普通列車がここで折り返します。うだつの町並みが有名な脇町や四国のグランドキャニオンと呼ばれる土柱への最寄り駅です。<昔訪れた土柱の記事>
続いて貞光に到着この駅は特急の名前にもなっている剣山登山口への最寄り駅です。とは言っても登山口の見ノ越まではバスに乗り換えて約2時間もかかります。<昔登った剣山の記事>
車窓右手の讃岐山脈の山並みが徐々に高くなり、列車は佃駅で琴平方面からの土讃線と合流します。
間もなく阿波池田駅に到着しました。あっという間の乗車でした。
阿波池田に到着すると、心配していた雨が降り出してきました。そう、今日から3日間天気予報は良くないのです^^;
次は土讃線の特急南風9号に乗車。大歩危まで参ります。
徳島線は右側の座席に座りましたが、土讃線の大歩危までの区間は左席がおすすめです。今度は吉野川が左側に形を変えて現れます。
車窓はこれまでと一転し山深い路線を走り抜けます。
美しい景観が続く祖谷口から大歩危の区間はJR四国の中でも指折りの車窓が楽しめるのではないでしょうか。大歩危小歩危の切り立った岩の険しい谷を流れる吉野川の様子は車窓からもしっかり望むことが出来ます。
2億年の時間をかけて創られた約8kmにわたる溪谷「大歩危小歩危」は、断崖を意味する古語で「ほき(ほけ)」から付けられたという説と、「大股で歩くと危ないから大歩危」、「小股で歩いても危ないから小歩危」という説があります。
そんな危険な場所鉄道が敷かれたのは昭和10年。その頃は土讃線ではなく徳島線と言われたそうですが、戦前にすでに作られた区間なんですね。このような難所のインフラを昭和初期に整えたと言うのは日本人の底力を感じます。
大歩危駅で途中下車 PM1:50
さて、約20分かからず大歩危に到着です。ここで途中下車。
ホームにはJR四国の観光列車「四国まんなか千年ものがたり」(長いネーミング)が停車し、イベントも催されている様子でした。
駅にはこなきじじいのオブジェがあります。徳島県三好市は、ゲゲゲの鬼太郎に登場するこなきじじいの発祥の地も言われ、60種類以上の妖怪が伝承されている妖怪郷です。
四国山地の険しい秘境にあるこの地域はその厳しい自然の暮らしの中において、人々が危険な場所に近づかないように、事故や事件、また自然災害から身を守る知恵として、妖怪伝説が語り継がれてきたと言われております。
駅前にロータリーがあり、祖谷温泉やかずら橋へのバスの乗り場にもなっています。そしてひときわ目立つのがぼけマートと言う自元のスーパーマーケット。
<昔訪れた祖谷の旅の記事1><昔キャンプした二重かずら橋の記事>
ぼけマートはカオスな雰囲気が漂いますが、ここが今大歩危の観光名所となりつつあるとの事で立ち寄って見たいと思います。
そしてここで少し遅いお昼ご飯を頂くことにいたしましょう。とは言え、列車内でおつまみを食べたりしたので軽くいただきます。
食事処は、坂を登り1号店の裏にある2号店にあります。




祖谷の地元素材をふんだんに使用した「ぼけ祖谷汁」と「ぼけ揚げ」を頂きます。
ぼけ祖谷汁は素朴な味わいに、大きな野菜と固くて有名な祖谷岩豆腐やお揚げが入っていて食べ応えあります。また、ぼけ揚げはサクサク感と噛み応えがある触感。いやーまたまたお酒が欲しくなりますなあ。
2号店は食事の他、抹茶を石臼でひいたりもでき色々面白い店内です。
最後お店の女将さんのサービスで「とうがらし」と言うお菓子を頂きましたありがとうございます!
さて、引き続き南風11号に乗車して次は高知を目指します。
線路は四国山地をゆっくりと登って行きカーブの多い山間部を中々のスピードで進んで行きます。南風号は、特急剣山に比べ平均速度が速いような気がします。
山間部の鉄橋の上にある駅「土佐北川駅」や、勾配の急な場所にあるスイッチバック駅の「新改駅」などの秘境駅をどんどん進んで、土佐平野に降りてきた南風号は、土佐山田、後免駅に停車します。
大歩危から約一時間の乗車を経て高知駅に到着。
高知駅で途中下車(はりまや橋・ひろめ市場へ)PM3:40
さてさて、高知に到着。ここで途中下車。
当初は高知に宿泊も考えたのですが、このゴールデンウィーク連休中は高知のホテルは軒並みかなり宿泊料金が高く、我々は途中下車で高知を楽しむのみにいたしました。まあ高知はこれまで数知れず訪れた場所ですから今回はちょこっと立ち寄るのみです。
<昔訪れた高知観光の記事2021年><昔訪れた高知観光の記事2014年>

高知駅の南口から路面電車とさでんが発着しており、これで向かう事にします。
路面電車は7分から10分間隔で運行されているので、さほど待たずに乗車できます。
3つ目の電停はりまや橋で下車。
はりまや橋に到着。日本三大がっかり名所などと残念なキャッチコピーが有名ですが、このはりまや橋、現在はレプリカです。
「土佐の高知のはりまや橋で、坊さんかんざし買うを見た」と言うよさこい節のフレーズにもなった、純信とお馬の恋物語でも知られているはりまや橋ですが、江戸時代、堀川を挟んで「播磨屋」と「櫃屋」と言う豪商の本店への往来のために架けられた橋という事も観光名所の由来といわれています。
現在の赤いはりまや橋は、この地にかつては立派なはりまや橋があったと言う道標的存在なのです。
はりまや橋を訪れた後はアーケード街になっている帯屋町通を1㎞ほど進んで行くとひろめ市場に到着。




いつも思いますが、このカオスな雰囲気が何とも魅力的なひろめ市場。
様々なお店が軒を連ね好きなものを購入し、フードコートでジョッキビール片手に一杯やる感じが良いですね。
ここで食べることも考えたのですが、今回我々はテイクアウトしこれから乗車する列車内で一杯やる事にいたしましょうか。
再び路面電車に乗って高知まで戻りました。
高知駅は立派な高架駅ですね。JR四国では5番目の乗降客数を誇る駅です。
居酒屋あしずり号で高知から中村へ PM5:11
たくさんのアテとお酒を買い込んであしずり9号へ乗り込みます。
今回乗車する特急あしずりは、本日乗車する中では最も距離時間共に長く2時間近い乗車時間となります。
後は中村までのんびり過ごすのみ。まずはビールで喉をうるおしましょうか🍻
車内は殆ど乗客はおらずゆっくりくつろげそうです。
いやぁ最高です!これは居酒屋あしずり号と言っても過言ではありません 笑
美味しいアテとお酒で車内はプチ居酒屋ぽくなって来ました。
カツオのたたきはもちろん、土佐名物ウツボやクジラはお酒のアテにピッタリです!
列車は30分走って佐川駅に到着しまもなく土讃線の主要駅須崎に到着。
列車は、激しい雨の中スピードを上げて進んで行きます。
須崎から土佐久礼間は太平洋の際を通り晴れていれば美しい海沿いの車窓が広がりますが、私の腕が悪いのかほろ酔いのせいかカメラのピントは雨粒にピントが合います💦
土佐久礼を過ぎると山間部に入りどんどん標高が上がります。
列車は土讃線の終点窪川に到着。ここからは土佐くろしお鉄道に入ります。窪川駅は山間部にあり四万十町に位置します。
ここから列車は予土線と別れ一気に標高を落としながら黒潮町へと進む。黒潮町の中心地土佐佐賀駅はカツオの町として知られています。
再び車窓には太平洋が望め、ようやく雨も上がってきた様子。列車は約2時間かけて中村へと到着です。
中村に到着 PM7:09
長い鉄道移動の一日が終わろうとしています。
2両編成のあしずり号は急カーブの多い山間部を猛スピードで走り抜けました。この2000系列車はJR四国が日本初となる制御付振り子式を装備した車両であり、振り子式気動車としては世界初の導入例となったそうで、2000年を目前として開発されたことから私鉄の型式ぽい2000系と名づけられました。
さて駅内にはコワーキングスペースなどがあり、地方の駅としてはすごく環境が整っていそうです。
今日の宿は中村駅からほど近い歩いて10分程度の場所です。雨も上がりましたのでスムーズに向かうことが出来そうです。
今日はここまで宿でゆっくりしながら夕ご飯を楽しみたいと思います!
次(予土線の鈍行列車に揺られて宇和島へ)に続く。



















































































































































