日本海縦貫から北海道への旅① 北陸新幹線と特急しらゆき、新潟へ向かう鉄道旅

日本海側を北へ――鉄道だけで北海道を目指す旅

今回の旅は、「鉄道だけで北海道を目指す」という、またまた変わった旅を思いついてしまいましたので、実際にやってみたいと思います。

しかも今回は、ただ北海道へ向かうだけではありません。

日本海側ルートを北上しながら、新幹線・特急列車・観光列車を次々と乗り継ぎ、最終的に復路の出発地・新千歳空港を目指すというロングルート旅です。この旅程をたったの3日間で完遂してまいります。

乗車する列車は、のぞみ・サンダーバード・北陸新幹線・しらゆき・いなほ・リゾートしらかみ・北海道新幹線など実に多彩。

車窓に流れる景色も、都会の街並みから日本海の絶景、雪残る山々、そして北国の空気へと少しずつ変化していきます。

さらに途中の町では途中下車しながら観光も楽しみます。まぁこの観光が今回の旅のメインですね。

ちなみに今回使用する乗車券は、姫路から新千歳空港までを結ぶ“1枚の長距離片道切符”。
(※特急券は別途購入)

長距離切符ならではのルールを活用しながら、日本列島をじわじわ縦断していく旅でもあります。

今回はそんな、“列車を乗り継ぎながら北へ向かう旅”の様子を、時系列でじっくりお届けしていきたいと思います。


早朝の姫路駅から旅がスタート

AM5:50

まだ眠い目をこすりながらやってきたのは、地元・姫路駅。

今回の長距離旅は、ここからスタートです。

まず乗車するのは、姫路始発の「のぞみ68号」。

朝の静かなホームに滑り込んできた新幹線へ乗り込み、まずは京都を目指します。

早朝の新幹線独特の空気感というのでしょうか。
通勤客、旅行客、それぞれの朝が交差するホームには、これから長い旅へ出る高揚感が漂っています。


湖西線を駆け抜ける特急サンダーバード

AM6:45

京都に到着。

ここからは特急サンダーバードへ乗り換えです。

向かうのは京都駅0番乗り場。
関西と北陸を結ぶおなじみの特急列車ですが、旅の始まりとして乗るとまた特別感があります。

発車すると列車は湖西線へ。

車窓に目を向けると、次第に琵琶湖の雄大な景色が広がっていきます。

穏やかな湖面の向こうには、ぽつんと浮かぶ沖島の姿。
朝の柔らかな光に包まれた琵琶湖は本当に美しく、特急列車のスピード感と相まって、旅情を一気に高めてくれます。

京都を出発した時点では“日常”だった景色も、気が付けば少しずつ北国の空気へ変わり始めていました。


高架ホームの敦賀駅、そして北陸新幹線へ

AM7:55

敦賀に到着です。

ここからは北陸新幹線へ乗り換え。

長いエスカレーターを登り、新幹線ホームへ向かいます。

敦賀駅の新幹線ホームは、およそ12階建てビルに相当する高さに位置しているそうです。

これは発車後すぐに待ち構える、全長約20kmの「新北陸トンネル」へ最短距離で突入するため。
周辺の高速道路や既存構造物を避けながら、この高さに建設されたと言われています。

駅からは敦賀港まで見渡せるそうですが、残念ながら今回は乗り継ぎ時間が少なく、その余裕はなし。

そのまま「つるぎ2号 富山行き」へ乗車です。

発車すると列車は一気に加速。

福井の街並みを抜け、芦原温泉、加賀温泉といった北陸の主要駅を高速で駆け抜けていきます。

在来線時代には長く感じた北陸への移動も、今では驚くほど短時間。
北陸新幹線の速達性を改めて実感します。


金沢駅で駅弁探しと束の間の休憩

AM8:47

金沢に到着。

ここで乗り換えです。

約30分ほど時間がありますが、新幹線利用中のため改札の外へ途中下車はできません。

ということで、駅構内を少し散策してみることに。

まず向かったのは駅弁売り場。

北陸新幹線ホーム内では、金沢の老舗料亭「大友楼」のお弁当が販売されているとのことで、まずはこちらを確保。

さらに構内では面白い自販機も発見。

加賀の名物やお土産、おつまみ、パンまで販売されており、思わず見入ってしまいます。

ここでは後の長時間乗車に備え、ちょっとしたデザートも購入。
これが後々かなり助かる“ヘルプ食”となりました(笑)

そして次に乗車するのは、「はくたか558号 東京行き」です。

今回購入した「金沢の四季」は、見た目も非常に上品。

缶ビールを合わせながらいただく駅弁タイムは、長距離鉄道旅ならではの贅沢です。

富山付近では少し雲が広がり、期待していた立山連峰は残念ながら姿を見せず。

しかしその後、徐々に天候は回復。

黒部宇奈月温泉、糸魚川と、日本海側らしい景色の中を北陸新幹線は快走していきます。


えちごトキめき鉄道を経て、新潟へ

AM10:20

上越妙高駅に到着。

ここからは再び在来線特急「しらゆき」へ乗り換えです。

実は上越妙高~直江津間は、第三セクター路線「えちごトキめき鉄道」を経由します。

しかしこの区間は“通過連絡運輸”が設定されているため、今回の長距離片道切符をそのまま利用可能。追加運賃なしで乗車できます。

駅構内へ入ると、かなりの人だかり。

そうか、今日は祝日でした。

ホームには真っ赤な観光列車「えちごトキめきリゾート 雪月花」が停車中。

新潟県上越地方を走る観光列車で、豪華な食事を味わいながら日本海沿いの景色を楽しめる人気列車です。

これは是非一度乗ってみたいですな~。

やがて反対側のホームへ「しらゆき1号」が入線。

いよいよ新潟へ向けて出発です。

ここから約2時間弱、日本海沿いを走る旅が始まります。

まずは直江津まで、えちごトキめき鉄道区間を走行。

出発して15分、しらゆきは日本海縦貫線の重要拠点・直江津に到着です。
この直江津駅は、かつて多くの特急列車やブルートレインが行き交った、日本海側屈指の鉄道拠点として知られています。

その後、列車は信越本線へ入り、日本海沿いを快走していきます。

途中の青海川駅は、海のすぐそばにホームがある絶景駅。
映画やドラマのロケ地としても知られる有名スポットです。

柏崎を過ぎると、景色は一転して山間部へ。

さらに越後平野へ入ると、一面に広がる田園風景が続きます。

やがて大河・信濃川を渡ると、線路は北へ大きくカーブ。

長岡では観光列車「ゆざわShu*Kura」の姿も見ることができました。

延々と続く田園風景の奥には、高架を走る上越新幹線の姿。

弥彦線との接続駅・東三条に停車し、羽越本線と磐越西線が分岐する鉄道の要衝、新津へ。

そしてついに――

日本海側最大級の都市、新潟へ到着です。

ここから次に乗車するのは、秋田へ向かう特急「いなほ」。

ですが発車までは、なんと約2時間20分待ち。

せっかくなので、この待ち時間を利用して少し新潟の街を散策してみることにしました。

実は新潟駅周辺をしっかり歩くのは今回が初めて。
港町らしい空気感や、信濃川沿いに広がる街並みなど、短時間ながらもかなり魅力的な都市です。

しかし――

ここでまさかのちょっとしたアクシデントも発生(笑)

果たして無事に「いなほ」へ乗車できるのか…?

次回はいよいよ、日本海の絶景区間として名高い羽越本線へ。

夕暮れの日本海を眺めながら、秋田を目指します。

次回に続く~


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