今回の旅は長崎から大分由布院へそして小倉までを旅する北九州横断旅です。
▲今回の旅(1話)
▲今回の旅(2話)
これまでの行程は夜行バスで関西から長崎へ向かい長崎を観光。長崎からは西九州新幹線、在来線を使い大分由布院温泉を堪能してきました。そして由布院からはレンタカーを利用し鶴居岳、耶馬渓に立ち寄りました。

▲今回の旅(3話)
▲今回の旅(4話)
今回の記事は小倉へ向かい、関西までのフェリーの旅をご紹介いたします。
◆PM3:00 耶馬渓を出発
朝から鶴見岳、耶馬渓と立寄りましたが、時間が経つのは早いですね。もう午後3時を超えました。
さて本日関西まで戻る予定なのですが、帰りは夜行フェリーを予約しております。
こちらの出航時間が北九州門司港を18:40発で、小倉駅から無料の連絡バスが発着しております。バス時刻が17:20なんですよね。

一応時間はまだ余裕がありそうですが、レンタカーの給油や返却等少し余裕を見ておいた方が良さそうですので、このまま小倉駅に向かう事にいたします。
約70㎞少々の距離です、バスの時間まで2時間以上あるので十分だと思いますが都心部に入ると渋滞などもあるかもしれません。もし早く到着して余裕があれば小倉駅で食事を済ませると致します。
◆PM4:30 小倉駅到着しレンタカー返却

無事スムーズに到着いたしました。小倉駅の駅レンタカーの窓口はバジェットレンタカー内にあり、小さく駅レンタカーのステッカーが貼ってあるので一瞬戸惑います。

予定よりは少々時間がかかりましたが、バスの時間までは50分ほどあるので、小倉駅ビル内にあるアミュプラザのグルメ街に立ち寄ろうと思います。

山口県の名物ソウルフード瓦そばをチョイス!この様な瓦で茶そばを乗せて焼いて食べるスタイルです。「錦糸卵、海苔、牛肉、青ネギ」がトッピンもみじおろしが添えられます。美味そうです!
本日は由布院でのホテルバイキングからろくに何も食していませんので、一瞬でたいらげました(*´ω`*)

ご馳走様でした。食前に生ビールもいただきまして、いい感じに胃袋が満たされました🍺
さて、わりといい時間。バスの到着まであと10分と言ったところです💦急いでバス停へ。

セーフです。間に合いました(^^;
という事でここから新門司フェリーターミナルまで向かいます。
35分の乗車で新門司港に到着。
朱色の建物が特徴的な阪九フェリー新門司第一ターミナルに到着しました。
新門司フェリーターミナルは西日本では神戸港に次ぐフェリーターミナルで、東京、徳島や近畿地方などへ多くの長距離フェリーが発着しております。
関西方面だけでも阪九フェリーが神戸行と泉大津行の2便があり、この他名門大洋フェリーが大阪南港を一日2便ずつ結んでいます。
他にも東京九州フェリーが横須賀へ、オーシャン東九フェリーが徳島、東京をそれぞれ一日1便ずつ結んでおり、新門司港は九州自動車道の新門司インターチェンジが近くに開設されている事から交通の利便性が高く、新門司臨海産業用地などの物流団地が整備され物流にとって重要な港となっています。
さて、受付を済ませ乗船して行きましょうか。
◆PM6:00 阪九フェリーやまとに乗船
乗船してまず、混雑する前にお風呂に入ります。
今回乗船した「やまと」は大浴場の他、なんと露天風呂が併設されています♨
<船内はgooglemapストリートビューで見ることが可能>
いやぁ~♨一番風呂でゆっくり温まりました。まだ明るい新門司港を眺めながらのお風呂は最高です!
◆PM6:40 新門司港を出港

さて定刻通り出向。甲板から港側を望むとこれから出航する名門大洋フェリーの2便目がスタンバイしておりました。
新門司ー関西航路は貨物輸送の大動脈であり、観光輸送と言うよりはトラックなどの貨物を中心に担っているようですね。なので多数のフェリーが発着している訳です。
神戸港着岸は翌朝7:10ですので、これから12時間半の船旅が始まります🚢

さて、エントランスへやって参りました。船の中だとは思えない立派で豪華な雰囲気です。
中心にエレベーターがあり左右に螺旋状っぽい階段が5Fから7Fへと伸びており、まるで3階建てのホテルの様相が船内に広がります。



館内はかなり広いスペースに客室やレストラン大浴場その他、娯楽施設が並びます。
総トン数は16,292トン、全長195m、全幅29.6m、旅客定員663名・トラック277台・乗用車188台 と言う巨大なフェリーです。
さて、本日宿泊するお部屋へ移動。

様々なバリエーションがある客室ですが、今回はデラックスシングルです。
- テレビ・洗面台付き
- 定員・部屋数:1名・46室
- 広さ:5.2㎡
- ベッド幅:80×200(cm)
トイレ、シャワーは付いておりませんが、一人では充分な広さともちろんドアにはロックが付いていますのでプライベートが保たれた部屋です。

今回9,560円と言うお値段で利用できました。これまで何度か利用したさんふらわあの同等クラスの客室よりもリーズナブルな料金です。これは、先ほど書いた北九州-関西間の貨物輸送需要が高いため各社の競合がある為だと思われます。
いやーこれは時間を有効利用できる快適な行程です。夜行バスとは違って快適な睡眠が出来て朝起きれば目的地に着いていると言う、更には露天風呂も楽しめてレストランで美味しい食事もできます。一石二鳥以上の利用価値がありますな🚢
それでは一息ついて船内を少し散歩してみます。

主に船首側に客室があり、中央エントランス付近を中心に、7F展望ロビー大浴場、6Fレストラン、5Fに売店、ゲームコーナーなどがあるようですね。
レストランはバイキング形式ではなく単体メニューで選べるので、小食の方やちょっとしたおつまみを食べたい方は良いかもしれません。夜 18:30~21:00と、朝 06:00~入港前まで(日曜から木曜の便)
私は先ほど小倉駅で瓦そばを頂いたので、ショップでお酒とおつまみを購入しお部屋でいただくことにいたしました。
その前に、5F売店の横にマッサージチェアがありましたので、旅の疲れを取ることにいたしました。

あゝ、気持ちいい~長旅の疲れをいやします~

さぁ部屋に戻りお酒を飲みながら、テレビを観てくつろぐ~。瀬戸内航路は比較的地上波放送も入るようですが、私は日頃見る事の出来ないBSの旅番組などを観ながらほろ酔います🍶

PM10:30を超えました。さていい感じにほろ酔いになり現在地をテレビで確認すると、山口県を超えこれから来島大橋付近(しまなみ海道)を通過いたします。
甲板に出てみましょうか~



風が強くめちゃくちゃ寒い~来島大橋が迫る前に寒さでギブアップです💦
さすがにこの時間は甲板には人は居りません。
という事で、今夜はこの辺で寝る事にしますzzzz。。。
◆AM6:50 もうすぐ神戸港に到着

おはようございます!起きればもうすでに7時前です💦
慌てて支度します。めちゃくちゃ快適に爆睡できました!やはり夜行バスとは違いますねー。

はい、六甲アイランド神戸港に到着いたしました。長いようであっという間の旅でした。
ここからは、連絡バスで御影駅まで向かう事にいたしましょう。

今回の旅も仕事終わりの夜行バスからはじまり、船中泊の早朝到着にてこれからお仕事です。
一気に現実に連れ戻される感じです 笑
さて、また次回も近々旅立つ予定でございます。本当に旅は良いですね。特に最近は時間がもったいないため夜行バスなどをよく利用した旅をいたします。中々過酷な部分もありますが、慣れるとこれも旅程の幅が広がり楽しいです♪
今回も最後までお読みくださりありがとうございました!
